追加料金なしでビジネスクラスに乗れたあの頃(中部-成田)

Category : 国内旅行
超過去ネタから。

2006年冬、ANA時刻表の中部発着のページに1便だけ744の文字が躍った。
ダッシュ400がセントレアに?
そう、前々回から話題にしている中部-成田である。

確か当時、中部-成田の朝一の便はB6での運航だったと思う。
(もしかしたら以前から744だったかも知れない。記憶が曖昧…。)
「B6ならビジネスは2-2-2の古いコンフィギだろうし乗る価値はあまりないな」
と思っていた僕は眼の色が変わった。
「早く乗りに行かないと!」
早速日帰りで成田に行く計画を立てた。

中部-成田に国際線機材が入る場合、
ファーストクラスはスーパーシート(当時)、ビジネスクラスは普通席の扱いとなる。
もちろんアッパーデッキのビジネスクラスも普通席扱いだ。

こんなオイシイ話はない。
ジャンボのアッパーデッキにあるビジネスクラスに追加料金なしで乗れるのだ。
僕は2005年に修行していたので2006年はプラチナ会員だった。
だから何の苦労もなくアッパーデッキのビジネスクラス席を予約することができた。


20060416_NRT-01.jpg
8番ゲートに駐機中のダッシュ400。
人間誰しもコブを撮りたくなる。


20060416_NRT-02.jpg
もの凄い違和感だ。
しかし747がここに佇む姿はもう幻だ。
今考えるとあの時乗っておいて良かったと思う。


20060416_NRT-03.jpg
アッパーデッキのビジネスクラスはガラガラだった。
そもそも現在737で飛んでいる路線に747が入るのだ。
どれだけ空席が出るか想像に難くない。


20060416_NRT-04.jpg
流行のスリムなシートからはかけ離れた時代を感じさせる豪華シート。

成田までの飛行時間は1時間もないが、
追加料金なしでこのビジネスクラス席に座れるのはかなりお得だ。
「本当のビジネスクラスには乗れないけど、ビジネスクラスがどんなものか体験してみたい。」
そんな人にはうってつけの路線である。

現在はANAの中部-成田は737による運航となったので、
このようなオイシイ体験はできなくなったが、
伊丹-成田線に国際線仕様のトリプルセブンが入っているので、
そちらで同じような体験ができるはずである。

一方、JALでは中部-成田の朝一の便には今でも国際線仕様のトリプルセブンが入っている。
こちらのビジネスクラスはクラスJの扱いとなるので、プラス1000円が必要となるが、
最も安くビジネスクラス席に座る方法の一つである。
是非ともお試し頂きたい。

(JALの中部-成田線の搭乗記はこちら↓)
● いとも簡単にファーストクラスに乗る方法


いつも見て頂きありがとうございます。
ポチっと押して頂けるとヤル気出ます。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ
にほんブログ村
スポンサーサイト









ANA「中部-成田」搭乗記

Category : 国内旅行
10月29日の中部-成田。
座席の話題だけではもったいないので搭乗記でも書こうと思う。

この日、中部地方は快晴。
朝から爽やかな秋空が広がっていた。
こんな日には航路上の風景に期待が持てる。
座ったのが非常口席であるので眼下の景色は見えないが、遠くの景色ならばきっと良く見えるだろう。

と、その前に、素晴らしい風景を見つけた。

20121029-NH338-02.jpg
セントレア8番スポットから見る管制塔だ。
バックの青空を背景に、ニョキっ生えた管制塔。
とてもセントレアらしい光景だと思った。


20121029-NH338-06.jpg
セントレアを離陸するとすぐに期待していた風景が見えた。
そう、富士山である。
こんな視程のいい日は一年を通じてもそうそうないのではなかろうか。


20121029-NH338-07.jpg
望遠レンズでズームアップ。
さすがにちょっと霞む。


20121029-NH338-09.jpg
富士山に最接近。
太平洋上を飛行するため富士山に近づいたとしてもかなりの距離がある。
手前は伊豆半島だ。


20121029-NH338-12.jpg
大島を過ぎ、房総半島の南から成田空港に回り込む。


20121029-NH338-13.jpg
成田空港に近づくにつれ雲がびっしりになってきた。

「あれ?一向に降りて行かないぞ。」
降りたと思ったらすぐに水平飛行に移る。
その繰り返しだった。

何となく悪い予感がした。
すると「使用する滑走路が変更になったため到着が遅れております」という放送が入った。
「34から16に変わったんだ」と思った。
34の予定が16に変更になると、南からストレートインできるところを
北へ回わらないといけなくなるので余計に時間が掛かる。
既に遅れていたが、さらに遅れることを確信した。


20121029-NH338-14.jpg
左手方向に太陽が…。
ということは機首が南を向いたということだ。
成田空港のRWY16に正対していることは間違いない。
ここからILSで降りていくのだろう。

厚い雲を抜けるとすぐに地表が見えた。相当天気が悪かった。
左にマロウドホテルが見えたのですぐに16Rだと分かった。


20121029-NH338-15.jpg
定刻で出発したにも関わらず20分ほど遅れて到着。
しかもバスであるのでここからさらに遅れるわけだ。


20121029-NH338-16.jpg
しかし、エプロンに降りるとにわかに興奮。
B3でも結構大きい。
おにぎりエンジンも存在感抜群だ。
よーく見るとAIR NIPPONと思しき部分が白く消されていた。

到着ロビーに出られたのはほぼ10時。
スクートまでは充分に間に合う時間だが、僕はやたらと焦っていた。


いつも見て頂きありがとうございます。
ポチっと押して頂けるとヤル気出ます。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ
にほんブログ村









非常口席勝負(ANAの73P)

Category : 国内旅行
非常口席ネタ、とりあえず最後。

スクート初便に乗った10月29日。
あの日は珍しく成田での前泊が要らなかった。
スクートの出発時刻が11時50分だったからだ。

僕は朝一の便で成田に入った。
中部発8時20分、成田着9時25分。
11時50分のスクートには余裕で間に合う。
こんなことは初便人生で結構珍しい出来事だ。


20121029-NH338-01.jpg
機材は737-700。
プレミアムクラス付きの737である。
時刻表上では73Pだ。

さて、朝一の成田行きの便は国際線機材が使われることが多く、
中部-成田にも747-400や767-300、777-300が飛んでいた頃もあった。
その場合、キャビンの真ん中くらいまでがビジネスクラスとなるので、
中部-成田はビジネスクラスが普通席として売られているオイシイ路線だった。
(オイシイというのは、ビジネスクラスに追加料金なしで乗れるという意味。)

しかしいつしか中部-成田の朝一の便は73Pになってしまい、
昔のようなオイシイ思いができなくなってしまったのは残念な限りである。

この73Pは国内線でも国際線でも使用できる共用機体であるので、
プレミアムクラス料金を追加しないと広い席には座れない。

だが、諦めるのはまだ早い。
この73Pにはプレミアムクラス以外にもプレミアムな席があるのだ。
普通席の最前方席ではなく、非常口席である。


20121029-NH338-04.jpg
73Pの非常口席は、こんな風に窓側の1席がなくなっている。

だからその一つ後ろの席に座ると、
足元が広々とした「なんちゃってプレミアムクラス」になるのだ。
これは非常口席のシートピッチを広くして一列分少ないコンフィギュレーションとするよりも、
シートピッチは同じにして、窓側の席を1席減らした方が効率が良いと判断された結果であると思われる。


20121029-NH338-05.jpg
普通席であるので横幅は狭いが、足元は2席分あるわけだからとてもゆったりしている。
しかしあまり大胆に足を前に投げ出すと、前の席の人が不快に思う気がしてちょっとだけ気を使う。
まぁそれを考慮してもこの席は充分に快適であると言える。

ところで。
非常口席に座るとCAさんから「緊急時には援助をお願いします。」と声を掛けられる。
時々、その言葉にビビってしまい、「ハイ」とは言ってみるものの「どうしよう?」と不安に思うのか、
安全のしおりを必死で読み始める人がいるが、見ていてとても滑稽である。

確率的に考えて、一般の人が非常口を開けるような事態は非常に少ない。
だからと言って油断してもよいという話ではないが、
365日、毎日飛行機に乗ったとしても一生に一度あるかないかの確率だ。
よっぽど、自分の車が海に落ちた時の緊急手順を考えていた方が有益である(笑)。


いつも見て頂きありがとうございます。
ポチっと押して頂けるとヤル気出ます。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ
にほんブログ村









非常口席勝負(ANAの73E)

Category : 国内旅行
前回に引き続き非常口席ネタ。

9月29日、福岡で友人の結婚式に参加した帰りの便で僕はまたもや非常口席を指定した。
エアアジアジャパンのホットシートに座って以来、非常口席に恋している。


20120929-11.jpg
機材は737-500。
ANAウィングスによる運航であるので、時刻表上では73Eと呼ばばれる機材だ。


20120929-12.jpg
9番スポットから搭乗。
中部行きは常に9番スポットにいる気がしてならない。

SFCの優先搭乗にて搭乗。
機内の写真を撮りたい場合、この優先搭乗はとても重宝する。
他の乗客が乗ってくる前に目的の写真を撮ることができるからだ。
人が写りこむことなく、かつ汚れていない機内を撮る機会は、この優先搭乗以外にはない。
だから非常に貴重なタイミングである。

一緒に乗り込んでいくイケてるビジネスマン達が同じ列ではないことを祈りつつ自席に向かう。
とりあえず手っ取り早く座席の写真を撮る。
1枚だとブレていると困るので2~3枚撮る。

近くに子連れの乗客と話すCAさんがいた。
僕が中腰で写真を撮っていると、何だかCAさんの冷たい視線を感じた。
「コイツ怪しい」と思われている気がした。
心の中でそう思いつつも、横を通り過ぎる時はもの凄い笑顔なのがまた怖い。

ううっ、何だか冷や汗が出てきたぞ…。

こういう場合、CAさんに一言声を掛けるのがいいのかも知れない。
機内の写真を撮っているヤツは何だか怪しく見えるので、
それを解消するためにも一言「座席の写真、撮らせてもらいますね」と声を掛けるのだ。
よし、次回からはそうしよう。(初便以外。初便は怪しまれない。)


20120929-13.jpg
肝心のシートはこんな感じ。
何と表現してよいのか、「なかなか」広い。A320よりはうんと広い。
しかし、エアアジアジャパンのホットシートと比べると狭く感じた。

ただし、これくらいあれば足を組むのも余裕があるし、足を延ばして背伸びだってできる。
「うんうん、これくらいならば充分だ。」
と僕はひとりで納得していた。

出発は18時。
疲れていたのか、RWY16までの短いタキシングだけでウトウトしてしまった。
僕にとって一番眠い時間がタキシングから離陸上昇中。
巡航中の揺れよりもタキシングの揺れの方が眠れる。
そして上昇中は上向きになり体がシートに押さえつけられるので尚更眠れる。

しかし、巡航に入りサービスが始まるとやはり起きてしまうのだ。
そして僕は無料のジュースを注文するのであった。


いつも見て頂きありがとうございます。
ポチっと押して頂けるとヤル気出ます。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ
にほんブログ村









非常口席勝負(ANAのA320)

Category : 国内旅行
過去ネタから。

9月23日、初めてのエアアジアジャパンで福岡に行ったときのこと。
福岡から中部へはA320の便を選んだ。
何故ならばエアアジアジャパンのA320と比較したかったからだ。
基本的に僕は、翼の上となる非常口席は選ばないのだが、
エアアジアのホットシートとの比較が無性にしたくなり、
普段座らない非常口席に座ることにしたのである。


20120923-01.jpg
定刻より遅れて搭乗機が到着。


20120923-02.jpg
「こりゃ15分くらい遅れるだろうなぁ」と思っていたところ、
ANAの「遅れ取り戻し術」を見せつけられることになった。
「今着いたばかりなのにもう搭乗案内しちゃうの?」と
搭乗機が到着して10分くらいで搭乗案内が入ったのだ。
どんな「遅れ取り戻し術」を使ったかは知らないが、こういうシーンに出会うとちょっと感動する。

さて、ANAのA320の非常口席はどんなものか。

20120923-04.jpg
なにっ!全然広くないじゃないか?
心持ち広い気もしたが、一般席と比べて優位な差はなかった。
エアアジアのホットシートがいかに広いかが良く分かった。


20120923-05.jpg
非常口席とあって機窓はよいとは言えないが、
翼には後退角が付いているので前方視界はさほど悪くない。


20120923-06.jpg
こんな感じで真下は見えないが進行方向はよく見える。


20120923-07.jpg
紀伊半島上空と思われる。


20120923-08.jpg
降下中、「ガタガタガタガタ」と周期的で小刻みな揺れを感じたら、スポイラが立っていると考えてよい。
スポイラとは揚力をスポイル(ダメにする)する装置。
接地時に全開となるが、降下中にも開く(立てる)ことがあり、
スピードを落とすのと、降下率を上げるために用いる。
接地時には全スポイラが立つが、降下時には外側の数枚が立つだけだ。

ちょうど今日、ANAのFacebookページにその話題が上ったが、
何だか真似して書いたような感じになってしまったのが若干悔しい。
(このネタはもっと前から書き溜めていたものだ。)

悔し紛れに、スポイラについて追加で書くと、、、
実はスポイラは旋回時に立つ機体もある。
旋回するときには片方の翼が上がり、もう一方の翼が下がる。
その時、下がった側の翼のスポイラを立てるのだ。
揚力を殺して翼を下げるいう効果もあるが、
上がった側の翼は抵抗が増加するため、抵抗のバランスを取るという効果もある。

下がった側の翼のスポイラを立てないと、上がった側の翼の抵抗が大きくなってしまい、
旋回方向とは逆の方向に機首が向くことになる。(アドバースヨーと呼ぶ)
そんなことになったらヘンテコリンな旋回になってしまう。
そんな旋回を防ぐために下がった側のスポイラを立て、左右で抵抗をバランスよくするのである。
(パイロットの操作ではなく自動で立つ。)

これが、隠れたスポイラの効果である。


20120923-09.jpg
ほぼ定刻で中部に到着。
出発機到着遅れを見事に取り戻した。

非常口席は完全に期待外れだったが、
定時出発率に懸けるANAの意気込みが伝わってくるとても素晴らしいフライトだった。


いつも見て頂きありがとうございます。
ポチっと押して頂けるとヤル気出ます。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ
にほんブログ村









サイト内検索
イケてる航空旅行研究所内の記事を検索できます。
カスタム検索
プロフィール

航空ブロガー

Author:航空ブロガー

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
Google+
GoogleAnalytics
サイト内検索
イケてる航空旅行研究所内の記事を検索できます。
カスタム検索