子連れで長距離国際線は可能か?

Category : 海外旅行
今回の旅行はちょっと無謀だったかも知れない。
まだまだ分別の付かない子どもを連れての長距離国際線。

「今、行く必要が本当にあるのか?」
「もっと大きくなってから行けばいいんじゃないか?」
そんな野暮は質問はしないで欲しい。
行きたいから行くのだ。

子連れの旅行はしんどいが、夜になると急に時間ができる。
だから不定期な更新になるかも知れないが、何かしら書けるんじゃないかと思っている。

ということでまずはイントロから。


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僕らが乗ったのは関空発のカタール航空ドーハ行き。
ドーハは最終目的地ではなく単なる経由地だ。
何故ドーハ経由なのかはまた別の機会に説明しよう。


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座席はもちろんビジネスクラスだ。
子どもの分も否応なく1席分購入させられた。(大人の運賃の75%)

ドーハから最終目的地までも結構時間が掛かる。
11時間のフライトの後、3時間のトランジットを経て7時間のフライトだ。
ほぼ丸一日掛けての移動はとてもしんどかった。


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中東に行く(トランジット含む)のはこれが生まれて初めて。
ドーハは砂漠の中に突如として現れる大都市だった。


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何とか到着。
なんと長い一日だったこと。


ドーハを経由して丸一日掛けて向かったところは、

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そう、パリだ。

冒頭に野暮な質問はするなと書いたが、
小さいな子どもを連れて海外旅行(長距離路線)を考えている人には是非とも言っておきたい。
「その旅行、本当に今行く必要がありますか?」
「もっと大きくなってからじゃダメですか?」

もし僕がそれを旅行前に言われていたらどうしただろう?
それでも行っていたと思う。
行けば行ったなりに楽しいし、学ぶこともとても多い。

機内で泣こうがわめこうが目的地に着くまでドアは開かない。
もう、腹をくくるしかないのだ。
パリに着いたのだから、あとはパリを楽しむだけだ。
(帰りのフライトがまだ残っているが…。)

大いにパリを満喫しようではないか!


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夜が来るまで(デルタ航空ビジネスクラス搭乗記)

Category : ビジネスクラス
東から西へ飛ぶフライトは宇宙から見るとあまり移動していない。
この便の出発時刻は15時45分、到着時刻は19時05分である。
なるほど、昼過ぎに出発をするとゆっくりと時間が流れ、夜になったところで到着するわけだ。


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デトロイトを離陸して巡航に移ったところ。
どこまでも広い平野が続く景色は五大湖周辺の地形の特徴なのだろう。


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地球は西から東へ動いていく。
一方、飛行機は東から西へ動いていく。
この緯度では地球の自転の方が早いため、
やや押されながら(宇宙から見ると後ろ向きに飛行しながら)、太陽に向かっていく。


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電気が消されたが、外はそんなに明るくなかったため、
少しシェードを開けておいた。
高緯度地方のためか太陽の差し込む角度はとても低くなり夕方のようになる。


20130309_DTW-NGO-19.jpg
太陽はもっと低くなり、日が沈んだかのようだ。
視程が悪く全体的にもやが掛かったようなピンク色の空はとても幻想的だった。

残念なことにこのフライトでは、液晶モニタの飛行経路の表示が無効になっており、
今どこを飛んでいるのか見ることができなかった。
ちゃんと表示されていればもっと適切な考察ができたと思うととても悔しい。


20130309_DTW-NGO-20.jpg
もやも晴れ、再び昼間のようになった。
どこなのか分からないのが辛いところ。
とても冷たそうな大地が広がる。


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日本に近づくとやがて日の入りを迎えた。
ようやく夜が来たわけだ。


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到着する頃にはすっかり夜になっていた。

と、時系列に外の明るさを追いかけてみたが、高緯度地方を通過するため、
簡単に「ゆっくり夕方になる」とは言い難い明るさの変化を見ることができた。
それはそれでとても面白い。

往路は急に夜が着てすぐに朝になり、復路はゆっくり夜が来る。
地球の自転と飛行機の動きを考慮した上で、
どんな風に時間が移ろっていくのか考えてみるのは
東西に飛行する長距離国際線ならではの楽しみ方である。


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その手には、乗らない。(デルタ航空ビジネスクラス搭乗記)

Category : ビジネスクラス
帰国便は現地時間15時45分発。
出発して1時間ほどすると夕食の時間となる。


20130309_DTW-NGO-13.jpg
日本発の便は柿の種+ナッツであったが、米国発の便ではさすがに柿の種は入っていなかった。
機内食は地産地消なのだ。


さて今回、「その手には、乗らない。」とタイトルを付けたのにはワケがある。
搭乗して席に着くと、しらばくしてCAさんが食事の注文を取りに来た。
タイトルはその時にあった出来事から取った。

洋食メニューの1つを指さながら、
「テンダーロインステーキは売り切れました。日本食をお勧めしております。」
とちょっと怖い風貌のCAさん。

僕は米国発の日本食を食べたくなかったから、とても残念な顔をしながら、
「テンダーロインが食べたかったのになぁ」とボヤいてみた。
そしたら「売り切れた」と言ったCAさんはとぼけたように
「あ、もしかしたら、メインデッキの分があるかも」と言って去って行った。

その後何も言いに来なかった。
そして食事の時間になると、僕のテーブルにはちゃんとテンダーロインが置かれた。

これは良くある話で、映画「ハッピーフライト」でも紹介された典型的な手口である。
例えばチキンとビーフがあってビーフが売り切れてしまいそうなとき、
「(沢山修飾語の付いた)チキン」と「(単なる)ビーフ」と言ったように、
一方のメニューを非常に魅力的に見せるのである。

今回のケースとはやや違うが、根本的には同一の手口である。
きっとテンダーロインが人気だろうから、日本人には日本食を勧めて、
(強引にもテンダーロインが売り切れたかのように言って)
本当に売り切れないように日本食と洋食のバランスを取っているのである。

周りには結構日本人がいたが、皆、CAさんの勧めに乗って日本食を注文していた。
面白かったのは、同じ列の反対側に座っていた外国人の男性だ。

CAさんはその男性には洋食を勧めていた。
すると「日本食が食べたいなぁ」と男性。
しかし日本人に日本食を勧めまくった結果、本当に売り切れてしまっていた。
その男性は仕方なく洋食を食べていた。
とても残念そうな顔をしながら…。

なかなか思い通りに行かないのが機内食の注文であろう。
航空会社としても全員に希望のものが行き渡るようにしたいのだろうが、
数に限りがあるからそうそう簡単には行かない。
それを今回、まじまじと見せつけられたわけだ。

実は以前、シンガポール航空でも全く同じ経験をしたことがある。
「和食が売り切れた」と言われたのだ。
しかし、僕が残念そうな顔をしたら、
「ちょっと待って下さい」と言われて日本食を持ってきてくれた。
その経験があったものだから、売り切れたと言われても
とりあえず欲しいものを言うだけ言ってみるという手段が今回使えたわけだ。

機内食の選択はCAさんとの駆け引きなのだ。
自分の食べたいものではないメニューを勧められても、
「その手には乗らない」のが正しい機内食の注文方法である。


ということで洋食(テンダーロインステーキ)の紹介。

20130309_DTW-NGO-14.jpg
前菜はエビと野菜スープ。
野菜スープは温かくてとても美味しかった。


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野菜サラダ。
凄いボリュームだ。


20130309_DTW-NGO-16.jpg
そして念願のテンダーロインステーキ。

しかし、しかし、しかし。
あれほどまでに食べたいと思ったテンダーロインが予想に反して激マズ。
えらくパサパサで「これ本当に肉?」と思わせる酷い肉だった。
意地を張ってテンダーロインを注文した自分が愚かだったと、自分の判断を嘆いた。
もしかして、勧められるがまま日本食にしておけば良かったのか?


20130309_DTW-NGO-17.jpg
気を取り直してデザートに行こう。
クリームブリュレ風チーズケーキだ。
これはとても美味しかった。

ということで、「そんなこともあるさ」とこの時は思っていた。


お腹が一杯になると急に眠気が襲ってきた。
どうもアメリカに行ってから夕方の時間帯が眠い。
日本時間の明け方だからだ。
たかだか1週間では現地時間に体を合わせられないのだ。

日本時間は夕方。
というかこの便はずっと夕方の時間帯を飛行している。
なので、再び夕食なのであるがメニューは朝食向きのものであった。

僕が1回目の食事でCAさんのお勧めを断るというあってはならないことをしたからかは知らないが、
2回目の食事の時には僕のところにメニューを聞きにきてくれなかった。
最後の最後になって「オニオンキッシュとシリアルしか残ってないけど」
と冷たい感じで聞かれ、僕はシリアルをチョイスせざるを得なかった。
お勧めを断るということはそういうことなのかと悟った。
優先権を1度でも使うと、次の食事では残りものになってしまうのだ。


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日本発の便で出たシリアルを想像していたら面食らった。
ボリュームはアメリカンサイズ。
内容も日本では食べたことのないものが沢山入っていた。
雑穀米のシリアルバージョンと言ったところだろうか。
CAさんのお勧めを断ると、こうして天罰が下るのである。

しかし本当に食べたいものがあるのなら、やはり主張すべきであろう。
「売り切れました」、「なくなりました」という言葉に屈することなく
「これが食べたかったなぁ」とぼやいてみるのも一つの有効な手立てである。
ただし、自分の食べたいものが本当に美味しいかどうかは分からない。
それを覚悟の上で主張してみるのは、僕はアリだと思う。


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コックピットに突撃!(デルタ航空ビジネスクラス搭乗記)

Category : ビジネスクラス
このご時世、こんな経験は相当レアだろう(と勝手に思っている)。
出発前にコックピットに入れてもらったのだ。

20130309_DTW-NGO-09.jpg

実は搭乗するや否や、慌ただしく整備士達がコックピット内外を動き回っていた。
どうやら何かがトラブっているようであった。
一度ドアが閉められたらしいが、再び開いてドタドタと先の整備士が入ってきた。

整備士がいなくなった隙を突いて僕はコックピットに突撃した。
「何か警報が出ているのではないか?」と思ったからだ。
トラブルがあるとコックピットの真ん中上の画面(EICAS)に警報が出る。
それを知りたかったのだ。

「写真撮ってもいいですか?」と遠慮がちに聞いてみるとすんなりOK。
僕はあっさりとコックピットに入ることができた。
そしてなんと、「座ってみるか?」と言われ、空いていた機長席に座らせてもらった。

「遠目に見れればラッキー」と思って行ったのに、こんなオイシイ話はない。
僕はすぐに警報のことなど忘れてしまい、単なるマニアと化していた。

一応、身分を明かしておかなければと思い、
僕が「実は僕、飛行機のエンジニアなんだ。」
「フライトマネジメントシステムには詳しいよ。」と言うと、
「おお、そりゃーナイスだ」みたいなことを言われ、
「オレ、スティーブって言うんだ」と隣のコパイに握手をされた。
さらに「写真撮ろうか?」と座ったまま写真まで撮ってくれた。

「なんだこの凄いノリノリの待遇は!?」
と僕は有頂天になってしまい、何しにコックピットに行ったのか忘れてしまっていた。

そうだ。
僕は警報を見に行ったのだ。
さて、本題に入ろう。

20130309_DTW-NGO-31.jpg

実はいろいろマニュアル類を漁ってみたのだが、
どうやらここに出ているのはEICAS memo messageというものらしく、警報(Alert)とは違うらしい。
747のAlertはWarning、Caution、Advisoryと3種類あり、
memoはそれらとは別のカテゴリーに属するメッセージである。
表示されているのは文字通りメモであり、
残念ながらこの画面からはトラブルの内容を伺い知ることはできない。

でもせっかくなので上から順にその意味を示しておこう。

APU RUNNING ← APU運転中
DOORS MANUAL ← ドアモードがマニュアル
PACK2 OFF ← エアコンパック2がOFF
PARK BREAK SET ← パーキングブレーキがセット
AUTOBREAKS RTO ← オートブレーキがRTOモード
SEATBELTS ON ← シートベルトサインがON

だ。

APU運転中なのは、まだエンジン運転前でAPUから電源、抽気を取っているから。

ドアモードがマニュアルなのはまだドアクローズしていないから。

エアコンパック2がオフなのは何故だろう?

パーキングブレーキがセットされているのは駐機中だから。

オートブレーキがRTO(Rejected Take Off)モードなのは、
離陸中止したときにブレーキが最大限かかるようにセットしているから。

シートベルトサインがONなのは、地上だからONにしているだけである。

まさしく出発前にふさわしいメモの内容だ。

ただ、気になるのがPACK2 OFFである。
これも747のマニュアルを見てみたのだが、
エアコンパック2を意図的にOFFにしていると出るメッセージらしい。
仮にエアコンパックが故障している場合は、「PACK2」とだけ表示され、
「OFF」という文字は表示されないとマニュアルからは読み取れる。

747-400のエアコンパックは3つある。
表示されている状況では、3つあるうちの1つの空調系統をわざと止めているとしか思えないわけで、
それが何故なのかはさすがに分からなかった。

実はだいぶ時間が経ってから「ドアの修理をしております」という放送が入った。
「本当か?」と思ったが、日本語でもそう言っていた。
そう言うのならそれを信じるしかない。
memoメッセージの裏のページにドア関係の警報(Alert)が出ていたのだろうか。

どうしてもパック2が気になるが、一乗客がどうこう言える話ではない。
結局真相は分からず、放送が入ってからすぐに出発したから、大したトラブルではなかったのだ。
無事にセントレアに着いたし、747の機体システムの勉強もできたし、
もうこれ以上考えないことにする。


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アッパーデッキに軍配(デルタ航空ビジネスクラス搭乗記)

Category : ビジネスクラス
中部行きのゲート前。


20130309_DTW-NGO-03.jpg
「スカイチームのエアラインを3つ答えよ」といわれても僕は答える自信がない。
こんな風にデルタ、KLM、エールフランスと書いてくれれば、
「あ、そうだったそうだった」と思い出す程度だ。
それほどまでに僕はスカイチームには疎い。


20130309_DTW-NGO-04.jpg
前回記事の噴水の前、とてもナイスなポジションはA40番ゲートである。
ひとつ覚えておこう。

さて、帰国便もビジネスクラスだ。
往路にメインデッキ、Aコンパートメントに座ったので、復路はアッパーデッキを指定してみた。

20130309_DTW-NGO-05.jpg
毛布やら枕やらアメニティキットやらが椅子に積まれている。
問題はこれらを使わないときにどこに置くかである。

そう、それこそが今回のポイントだ。


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往路のメインデッキ席ではこの足元に詰めておくしか方法がなかった。
基本的にここは寝るとき以外には使わないから、中に押し込んでおけばよいのであるが、
何となくスペースを有効活用できていないところが悔しいのだ。
しかも詰めが甘いと、ポロンと落ちてきて足元が散らかってしまう。

その悩みがアッパーデッキでは見事に解消される。


20130309_DTW-NGO-06.jpg
ここに置くのだ。
従来型の2-2のシートコンフィギュレーションだと、物入れになっている窓際のスペースである。


20130309_DTW-NGO-07.jpg
ほら、こんな風に置いておける。
これで一気に布団の悩みが解消したわけだ。

また、このスペースにはカバンやノートパソコンを立てて置いておくこともでき、
テーブルの上を本当に必要なものだけにしておける。
それがアッパーデッキの最大のメリットである。


20130309_DTW-NGO-12.jpg
しかもアッパーデッキは通路が広い。
パーティションだらけなのにあまり狭さを感じない。
むしろメインデッキよりも広い感じさえする。
また、人数が少ない分、特別なフロア感が出ていい。

ただし一点、欠点を挙げれるとすれば、アッパーデッキは窓がやや上を向いており、
座席から窓が遠いこともあって外の景色がとても見にくいことだ。
ほとんど景色が見えないと言ってもいい。

しかしメインデッキであっても元々このタイプのシートは席から窓が遠いため、
さほど外の景色の見え方は変わらないだろう。

結論。
欠点はあるものの物置きの存在や雰囲気を考えると、
トータルとしてアッパーデッキの勝ち。


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