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我が家の夏休み。

Category : その他
我が家は今年の夏、どこにも行っていない。
いや、どこにも行っていないわけはなくて、
いや、でも我が家では「どこかに行く」というのは、
「飛行機に乗ってどこかに行く」という意味なので、
そういう意味ではやはりどこにも行っていない。

じゃあ「飛行機に乗って」という条件を外すとどうなるかというと、
それなりにどこかに行った。

例えば、


2014Summer01.jpg
トマト狩りに行ったり、

あちこちドライブに行ったり、
ばぁちゃん家に泊まりに行ったりした。


2014Summer02.png
(ヒコーキ乗るとき写真撮りまくってるせいで、普段の写真撮るの面倒なんだよねぇ…。)


気付いたことがある。
お金を掛けなくても子供は楽しいということ。
(いや、そんなこと前から気付いてたけど…。)

ウン十万も払って海外旅行に行ったり、
1泊ウン万円もするような温泉リゾートに泊まったりしなくても
子供は充分に楽しめるということだ。


トマト狩りにて。
赤い熟したトマトを取ってもらおうと、
「奥の方に隠れてる赤いヤツ取ってよ~」と言うと、
「うんうん、わかった!」と頷きながら
まだまだ全然熟していないトマトを真剣にもぎ取っている。
子供にとってはトマトの価値すら分からないということだ。
トマトをもぎ取ること自体に価値を見出しているのである。


ばぁちゃん家にて。
ばぁちゃんと犬の散歩に行って帰ってくるととてもいい顔をしている。
毎日朝夕と犬の散歩に出掛けるのが本当に楽しそうだった。
1年前はひたすら逃げ回っていた犬が、やっと触れるようになって
「人間様は偉いんだぞ」と言わんばかりに犬に対して威張り散らしている。


ラグジュリアスな旅行に行ってお金使うのも良し。
でも、それは100%親の価値判断基準に基づいている。
大人にとっては素晴らしいお金の使い方だと思うが、
幼稚園児にとっては全く無価値なお金の使い方なのだ。

数千円で楽しめるトマト狩り、お土産代だけのばぁちゃん家。
子供はそこに無限大の価値を見出せる。


どうでもいいが、一つ、ウチの子が変ものに価値を見出す例を挙げると、、、

最近上の子がハマっているのが保冷剤だ。
冷凍庫に入っている、青色のジェルが袋に入った保冷剤である。
それをやたらと欲しがる。
呼称は「れいとう」。
「ほれいざい」ではない。

しかも冷えていたらダメ。
冷えていて初めて価値があるものだというのに、
冷たい間は使わずに、解けて常温になるまで待っているのだ。
そんな冷えていない保冷剤を宝物のように大切にしている。

でも子供というものはそんなもんだ。
満足感はそのモノの金銭価値や効用とは全く関係がない。


ゴールデンウィーク、お盆、年末年始、春休み。
毎度の休みに旅行に行くことが僕の楽しみだったが、
子供はそんなことに何の価値も見出してくれない。

だったらいっそのこと家族旅行なんかやめちまえ!

なんてことを真剣に思ったりもする。
価値が分るようになってからあちこち連れて行ってやればいいのだ。
(それでも大人が行きたくて、どこかに行くとは思うけど。)


モノの価値はお金で測れるというのは偽り。

じゃあ価値って何で測れるんだろう?

夏休み最後の日、宿題は解けぬままだ。


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【フィンエアー搭乗記(名古屋-ヘルシンキ)】 欧州へ最短最速は証明された

Category : エアショー
10時間のフライトも半分以上が過ぎた。
映画も見終わり読書もし終わると、結構ヒマになってくる。
この時間帯になると「まだかなぁ」と到着時間がやたらと気になってくる。


2014JUL-FIN-71.jpg
僕の乗るフィンエアー79便はウラル山脈に差し掛かろうとしていた。


2014JUL-FIN-72.jpg
ウラル山脈はアジアとヨーロッパを分ける山脈。
中学か高校の地理の時間にそう習った。
そう、今、飛行機はヨーロッパ域内に入ろうとしているのだ。


2014JUL-FIN-73.jpg
ウラル山脈ではちょうど雲が切れていた。
ずっと平地だったところに突如として山が現れる感じがした。
まさに地図の通りの地形だった。


2014JUL-FIN-74.jpg
ウラル山脈それなりに大きな山脈であることが分かった。
しかしそんなに高い山はなく、ヒマラヤやアルプスの比ではないことも分かった。
これも地理で習った通りだ。
学校で習う地理は意外と役に立つ。
「あ、習った通りだ」そう思えるのが快感だったりもする。


ディセントが始まると気持ちはもう到着したも同然。
随分と心が軽くなる。

やはり10時間のフライトは12時間のフライトよりも楽に感じた。
よく乗るデルタの中部-デトロイト線は12時間。
中部-ヘルシンキは10時間。
たかが2時間の差であるが、その2時間の差は大きいと感じた。

これがフランクフルト経由など選ぼうものなら、
飛行時間はデルタと同じなので、きっと辛いと感じたに違いない。

「欧州へ最短最速」のフィンエアー。

宣伝は誇大広告ではない。

体がそう言っていた。


2014JUL-FIN-76.jpg
そしてずっと昼の時間帯を飛行するのも楽だと感じた要因だったかも知れない。
ブラインドを占めている人が大半だったが、
僕は窓のブラインドを半分しか閉めなかった。
外は昼、そのことを認識したかったからだ。
外が明るければ眠くなりにくいから、下手に眠ってしまってボケることがない。


2014JUL-FIN-75.jpg
地上が近くに見えるとにわかに興奮が高まる。
まだ見ぬフィンランドの地はどうなっているのかと身を乗り出して外を眺めた。


2014JUL-FIN-77.jpg
ヘルシンキについては全くの無知であるが、
見えたのは街の中心地に近い場所である気がした。
こじんまりとした街並みだった。


2014JUL-FIN-78.jpg
緑が多く平坦。
僕のイメージする北欧の景色そのものだった。


2014JUL-FIN-79.jpg
ヘルシンキ・ヴァンバー空港に到着。
隣にはマリメッコ塗装のA340がいた。
後ろの方から「あ、かわいい~!」なんて声がした。


2014JUL-FIN-80.jpg
反対側にはなんとLOTの787がいた。
まさに出発しようとするところだった。
初めて見るLOTの787だったが、意外とカッコいいではないか。


到着した僕の足取りは軽かった。
フライト後の疲れが違うのだ。

よくよく考えてみると、「欧州へ最短最速」という宣伝文句は、
「欧州の主要都市の中でヘルシンキが最も日本に近い」という意味である。
それ以上の意味は拡大解釈となる。

ヘルシンキで乗り継ぐよりも他の空港で乗り継いだ方が良い都市だってあるはずだ。
フランクフルト経由の方が早い都市だってきっとある。

それでも僕はヘルシンキ経由を選びたいと思った。
それは、ヘルシンキから先、欧州のどこへ乗り継いだとしても、
最も長いフライトは日本からヘルシンキまでの10時間だからである。

12時間のフライトの後に1時間のフライトがいいか、
10時間のフライトの後に3時間のフライトがいいか。
僕なら迷わず後者を選ぶ。

そういう意味で「欧州へ最短最速」は、
「欧州へ乗り継ぐのならばヘルシンキ経由が最も近い」
と拡大解釈をしたとしても正しいと思う。

同じところに行くにしても、長距離路線を乗る時間が短いというのは、
それだけで非常に大きなアドバンテージになるのだ。


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【フィンエアー搭乗記(名古屋-ヘルシンキ)】 機内では映画「そして父になる」を観た

Category : フィンエア
今回は機内エンターテイメントプログラムの紹介と映画の感想。


2014JUL-FIN-41.jpg
まずはこの画面から始まる。
至って普通のトップ画面である


2014JUL-FIN-43.jpg
しかし、よく見ると変なものが一つ。
「接続しなさい」って何だ?
席と席の間でメール送信でもできるんだろうか?
押してみたが、よく分からなかったのでやめた。


2014JUL-FIN-44.jpg
こちらは機外カメラからの映像。
レンズ自体が曇り気味でよく見えないが、
前方の視界を映し出している。


2014JUL-FIN-45.jpg
こちらは下方視界。
一応何とか地表が見えている。
高高度では面白みに欠けるが、
航空マニア的には何となく見たくなるチャンネルである。


2014JUL-FIN-46.jpg
こちらが地図画面。
二次元地図の最も引いた画面だ。


2014JUL-FIN-47.jpg
二次元地図の極東どアップ画面。
乗ってみて初めて気が付いたが、
欧州方面へは新潟の上空から日本海を越えてロシアに入ると思いきや、
米子上空から日本海を超え、北朝鮮をかすめて中国へ入るのだ。
本当にこのルートが最短なのかは分からないが、
どうやら中部-ヘルシンキ線ではこういうルートを飛行するらしい。


2014JUL-FIN-48.jpg
3次元表示に切り替わると、ちょっとだけワクワクする。
飛行機を見る角度がぐるぐる変わるので、
「この方向から観ると地図ってこんな風に見えるんだ~」
と結構新しい発見があったりする。
ロシア側から見る日本というのが随分と新鮮なのである。


2014JUL-FIN-49.jpg
こちらがちょっと洒落た飛行諸元画面。
悔やまれるのは単位だ。
やはり高度はftで、速度はknotやMachで表示して欲しいものだ。
一方、方位角や昇降率が表示されるものは珍しく、
「お、これイケてるじゃん」と思った。


2014JUL-FIN-42.jpg
さて、映画でも見ようではないか。
僕は基本的に映画やテレビは見ない、ゲームもやらない人間なので、
こういうエンターテイメントシステムを十分に楽しめない。
無理やり映画を見るのだが、そもそも知っている映画が少ないし、
仮に知っている映画を観ても、面白い映画じゃないと途中で消してしまう。
相当観たいと思っている映画でないと、まともに観られないのである。


2014JUL-FIN-55.jpg
まずは日本語の映画から探す。
お、これ超見たかった映画!!!

「そして父になる」だ!!!

既に恋愛モノは旬を過ぎ、最近では家族モノにソソられるようになった。
(高校生くらいの恋愛モノも、完全に別世界として見られるから結構好きなんだけど…。)


2014JUL-FIN-61.jpg
見たかったと言っても内容については全く知らず、
このキャプションを読んで初めて「新生児取り違えモノ」だということを知った。


それで「そして父になる」を見て考えたことは、やはり、
「自分がそのシチュエーションになったらどうするだろうか?」
ということだ。

僕には息子がいる。
ドラマの設定と同じくらいの年齢の子だ。

僕は息子がとても可愛い。
ときどき、そのわがままぶり嫌になることもあるけれど、
それを忘れさせてくれるくらい可愛い瞬間があるから、結果としてとても愛おしく思える。
こんなこと言うのは恥ずかしいが、男の子なのにいっぱいチューとかしたくなる。

最近あった「キュン」としたエピソード。

去る7月31日に翌日の春秋航空初便に乗るため成田に来ているとき、
僕が出張だとウソをついて初便に乗りに来ているのも知らず、突然夕方に電話してきて、
「おとーさん、(会社まで)おむかえいこうか?」
と言ってくる声がめちゃくちゃ可愛かった。
(僕が帰って来ないから心配して、妻に「お父さんに電話する」と言ってかけてきた。)

申し訳ないことをしてると思いつつも、
僕のことを心配して電話したいと言うところに、とてもキュンとしたのだ。

あ、親バカで大変申し訳ない…。

最近、たくさん話ができるようになり、
一生懸命伝えようとする姿にキュンとすることが多いのだ。
大人びたことを言ってみたり、色々な人の真似をしてみたり、、、
真剣に付き合うと正直疲れるが、その分得られる感動も大きい。

そんな息子が僕の息子じゃないと分かったら…。
そして突然現れた同じ歳の見たことのない男の子が、本当の僕の息子だと知ったら…。
考えてもどんな気持ちになるのか想像すらできない。
いや、相変わらず今の息子を可愛いと思うに違いない。

遺伝的に親子ではないと言われても、これまで生活してきた年月は相当に重い。
目の前にいる息子を実の息子だと信じて疑わない、
いや、そもそも疑うなんてことを一度もしたことがないのに、
突然、「親子ではありません」と言われたところで、
実の息子である(と言われる)知らない男の子と簡単に交換などできないのだ。

「そして父になるは」そういう趣旨の映画だった。
実際にその立場になり得る状況(まさに「父」という立場)で見ると、
とてもリアルに心に入り込んでくる映画だ。
ややドラマ臭さは残るものの、久々にグッとくる映画だった。


久々に飛行機の中で映画の世界にハマり込むという経験をした。
2時間分の飛行時間が、どこかに消え失せてしまったかのようだった。
「欧州へ最短最速」を謳うフィンエアーは映画セレクションを厳選し、
心理的な時間までも縮めようとしているのだ。

なんてのは冗談としても、
その他100本以上の映画が搭載されていると思う。
(数えたわけではない。直感だ。)
きっと見たい映画が見つかる違いない。
普段映画を見ない僕ですら、ハマってしまったのだから…。


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【フィンエアー搭乗記(名古屋-ヘルシンキ)】 エコノミークラス機内食を語る

Category : フィンエア
巡航高度に達するとサービスが始まった。
まずは時間稼ぎのためのスナックから。


2014JUL-FIN-31.jpg
おつまみは柿ピー。
外国人にこのピリ辛のライスクラッカーが受け入れられるかは別として、
僕ら日本人にとっては非常に和むおつまみである。

ドリンクはお得意のスプライト。
お酒が飲めれば良かったと思いつつも、なるべく機内では軽目のものを心掛ける。

やだ~、コップがマリメッコじゃな~い!

と女子っぽくはしゃいでみても、紙コップでサービスされるのは何となく嬉しくなかった。


続いてお楽しみの機内食の時間。
チョイスは「さわらの西京焼き」と「鶏から揚げのあんかけ」である。
和食にしようかとも思ったが、さわらではややパンチ不足と感じ、
「鶏から揚げのあんかけ」を選んだ。


2014JUL-FIN-32.jpg
そんなに見た目は悪くない。
結構美味しそうだ。

ただやはりエコノミーの機内食とあって期待したほどの味ではなかった。
例えて言うならば、

アピタで売ってる500円のから揚げ弁当

しかもシール貼られてるヤツ

である。
まぁ無難と言えば無難だが、少し水っぽいのが気になった。
「エコノミ―で期待してはいけない」と改めて自分に言い聞かせる。

しかし付録のデザートは◎。
ボケてしまって見にくいが、「西尾抹茶プリン」だ。

あたし、抹茶って聞くとちょっとテンション上がっちゃう!

こういう地元の味がプラスされると、
シールの貼られたアピタの500円弁当も少しだけ価値が上がる。


2014JUL-FIN-33.jpg
食後はコーヒー。
またまたマリメッコの紙コップだ。

やっだ~、超かわいい~!

なんてことはもう思わない。
一度知ってしまえばもう驚かないのだ。

飛行時間が長いのだから、トレーを片付けてからコーヒーを持ってきて欲しいのだが、
「片付けてくれませんか?」というリクエストも虚しく断られ、
ゴミ処理場の如く汚れたテーブルの上で食後のコーヒーを楽しんだ。

よくよく考えてみると食事のトレーにミルクと砂糖が載っていたので、
それはつまり「コーヒーを出す前にはトレーを片付けません。」ということを意味している。
「そうか、トレーを片付ける前にコーヒーを出すのがサービスポリシーなのか」
と潔く諦めて僕はコーヒーをチビチビ飲んでいた。


2014JUL-FIN-34.jpg
窓に向けてマリメッコで乾杯。
何だか楽しそうな雰囲気が伝わるだろうか。

しかし現実はゴミ処理場。
しかもコーヒー自体がマズかったので、テンションは激落ちである。

思い出してみると、スターフライヤーのコーヒーはやはり美味しいと感じる。
機内のコーヒーが美味しいのはやはり日系エアラインの特徴だ。
あ、シンガポール航空も美味しかった気がする。
欧米系はやはりダメなのか?
欧米人の味覚とアジア人の味覚は決定的に何かが違うのだろう。


2014JUL-FIN-35.jpg
到着2時間前、日本時間の18時頃配られた2回目のミール。
いわゆるジャージャー麺。
エコノミークラスは全員これだ。


ソースは美味しいが麺が伸びまくっていて非常に残念な味。
まぁ機内食はそんなもんだと諦めよう。
もしかしたら、デルタの焼きそばの方が美味しいんじゃないか?
と思うほどだった。


機内食2食を食べ、コーヒーを飲んだだけだが、

エコノミークラスの食事は標準レベル。

コーヒーはマズい。

でも、コップはマリメッコよ!

フィンエアーのエコノミークラスはそんなとこだ。


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【フィンエアー搭乗記(名古屋-ヘルシンキ)】 隣の席は本命の女性

Category : フィンエア
エコノミークラスは隣の席に座る人によって快適さが結構変わる。
僕が一番嫌なのが日本人のオジサンが隣に来ること。
日本人のオジサンだけは絶対に来て欲しくないと思っている。

もちろんその人の人柄によるのだが、
総じて日本人のオジサンとは話ができないと思うからだ。
僕も含め男性は女性よりコミュニケーション下手であることが多く、
年上であればさらにコミュニケーションは取り辛い。

じゃあどんな人が隣に来ると嬉しいかと言うと、

そんなの若い女性がいいに決まってるじゃないか!

と決めつけるのは早計である。

一番うれしいのは、実はばぁちゃんだ。

僕は年下の女性よりも超年上の女性の方が断然嬉しいのである。

それは単純に、話がしやすいからだ。
若い女性が来ても別に構わないが、僕は若い女性が来ると何だか妙に緊張する。
どこかで何となく意識しているからだろう。

その点年配の女性は気兼ねがいらない。
基本的に年配の女性は向こうからベラベラしゃべってくることが多いので、
特に気を遣わなくても、話を頷いて聞いているだけで済むからだ。

僕が優先搭乗で搭乗し「隣にはどんな人が来るかなぁ」と心配しながら座っていると、
随分と年配の女性が僕に深々とお辞儀をして、
「どうもスイマセン」と言いながらゆっくりと腰を下ろした。
僕は心の中でガッツポーズをした。

よしっ、ばぁちゃんが来た!


ちなみにこれまで隣に来た人を挙げていくと、

・ファットマン(やたらと太いアメリカ人)

・凄い巨体の黒人男性

・いきなり「席変わって」と言ってくるフィリピン人

・常に無表情の日本人のオジサン

などなど、酷いにもほどがあった。
いつも「ツイてねぇの」と言いながら、我慢して座っていたのだ。

ここへ来てやっと本命に出会えたわけである。
日本人ばぁちゃんのいいところは、

・体が比較的小さい(隣から来る圧迫感が無い)

・基本的に愛想が良い

・話が弾みやすい

の3点である。

さて、そのばぁちゃんはとても品が良く60代から70代前後に見えた。
(後から聞いたのだが70代半ばだと言う。その歳で海外旅行ができるのが凄い。)


ばぁちゃんは何と右手に現地語の新聞を持っていた。
日本の新聞ではなく英字新聞でもなく、フィンランド語?の新聞なのだ。

まさかこのばぁちゃん、スーパーバイリンガルか?

僕は驚きを隠しながらチラチラとそのばぁちゃんのしぐさを観察していた。
どう見ても日本人だ。
周りとは普通の日本語でしゃべっている。

でも外国語の新聞を持っている。
この新聞、ホントに読めるのか?

すると、突然後ろの人に話しかけた。

「これ使って。」
「下に敷くといいよ。」

なるほど、そういうわけか!

ばぁちゃんは新聞を開いて中から数ページを取り出し、
後ろのツアー仲間にあげていた。
そして自分の下にも敷き始めた。
新聞を下に敷き、靴を脱いで過ごす戦法だったようだ。

だよね、まさかこのばぁちゃんがスーパーバイリンガルなわけないよね。
ばぁちゃんが新聞を下に敷くのを見て、僕は少し安心した。

しかしまぁ、隣のばぁちゃんは寛ぎ方を良く知っている。
もしかしたら僕よりも長距離国際線に乗っているのではないか?
直感的に「このばぁちゃん、相当海外旅行に行っているな」と思った。

また、隣のばぁちゃんは食事のとき、
携帯用の手拭シートを取り出して僕にくれた。
そのことからも相当に海外旅行慣れている様子が伺えた。

真相はすぐに明らかになった。
最初何も話はしなかったのだが、
前のスクリーンを見ながら必死で時計を合わせているのを見て、
僕の方から切り出したのだ。

僕:「どちらまで行かれるんですか?」
ば:「北欧を回るんです。」
僕:「1週間くらいですか?」
ば:「10日です。」

僕の思ったとおり、色々と話をしてくれた。
日本人のばぁちゃんが隣に来て欲しかった理由はそこにあった。

話しているうちに、やはり旅行好きであることが分かった。
どうやら毎年ヨーロッパに出掛けているらしい。
ヨーロッパで行きたいところはもう全て行ったと言う。

一番良かったのはクロアチアだったそうだ。
「(クロアチアは)本当にに綺麗なところですよ~。」
と感慨深げに僕に教えてくれた。
なかなかそう言えるばぁちゃんははいないだろう。

歳は70半ばと言っていた。
当初は旦那と2人で行っていたが、旦那に先立たれ、
今は一人か仲間と毎年海外旅行に行っていると言う。
もういい加減長距離の旅行が辛くなってきたというので、
今回が最後だと行っていた。

僕:「いやいや、まだまだ行けますよ。」(←本当にそう思った)
ば:「いやいや、もう体も限界です(笑)。」

そんなことを言いながら笑っていたわけだが、
70半ばで一人でヨーロッパに出掛けられると言うのは本当に凄いと思う。
素晴らしい老後の人生だと思った。

「僕なんかよりもうんと海外に行かれてるんですねぇ。」
と言うと、少し照れながら、
「そんなことないですよ~。」と笑っていた。

そんなばぁちゃんと10時間隣同士。
そこまで沢山話をしたわけではないが、
僕はばぁちゃんと隣同士、楽しい時間を過ごせた。


これで僕の想いは成就し、仮説は証明されたわけだ。

隣はやっぱり日本人のばぁちゃんがいい。

と。


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