B747からA330へ、需要低迷なんてウソでしょ?【デルタ747搭乗記】

Category : デルタ航空
9月中旬の話。
またしてもデルタでデトロイトへ。

何だか最近デルタの中部-デトロイト線が混んでいる。
ビジネスクラスは予約時点で有償枠すら満席。
エコノミークラスは空席はあるものの残席数は少ない。

ビジネス有償枠ですら満席だということは、
エコノミー客はアップグレードのチャンスすら与えられないということだ。
僕は一応アップグレードは申し込んでいるものの事情が事情。
一切の期待を持たずにいた。

「インボラくるかも?」
「空席が出て当日アップグレード?」
いつもならそんな期待を持って早めに空港に来るのだが、
今回ばかりは邪念は全て排除し、僕はゆっくり空港に来た。
出発2時間前を少し割り込んだ12時少し前、僕は空港に着いた。


2014SEP-DL630-01.jpg
12時ともなると出発便の数は大きく減るため、保安検査場もガラガラとなる。


2014SEP-DL630-02.jpg
まずはスカイデッキに上がってみよう。
僕の乗るデルタ747は18番スポットに停まっていた。
少し時間を潰して僕は保安検査場を通過した。

出国は非常にスムーズ。
ブースに誰も並んでいない状態を初めて見た気がする。
遅く来るのもいいかもと正直思ってしまった。

名古屋-デトロイト線では冬スケから747が撤退することが決まっている。
マニラへの以遠フライトもなくなり、機材がA330に縮小される。
それは先々回の記事でも書いた通りだ。


搭乗の時間。

2014SEP-DL630-04.jpg
ビジネスクラスの搭乗が終わるとスカイプライオリティと呼ばれる優先搭乗の順番となる。
嗚呼、地獄のエコノミークラス12時間。
僕はどうすることもできない無力感とともに搭乗ゲートをくぐった。


2014SEP-DL630-05.jpg
747に乗れるのもあとわずか。
ボーディングブリッジからこんな光景を見られるのもあと1か月ほどだ。
こんなに混んでるのにも関わらず、何故機材縮小なのか…。
僕は納得できぬ思いを抱えながらL2ドアをくぐった。


さて。
そんな思いを強くしている矢先のこと、中日新聞にこんな記事が載った。
「中部空港定期便からジャンボ消える 需要低迷で」

にわかには信じがたい話だった。
需要低迷?むしろ需要は伸びてる気がするのに…。
僕が乗ると常にビジネスは満席、エコノミーでも少ししか空席がない。
需要低迷と言うのは本当だろうか?
どうしても信じられなかった。

確かに、僕が乗っているのは毎回日曜日だ。
日曜日に日本を発つ便というのは混雑する。
月曜日から1週間という旅程で、ビジネス出張する人が多いからである。

もしかして、常に混んでる便に乗ってるから需要低迷が実感できないのか?
別の曜日に乗ればガラガラなのか?

いや、そんなことはないぞ。
アップグレードを申し込むとき、電話オペレータのお姉さんが言っていた。
「この便っていつも混んでますよねぇ」と。(←妙にフランクな女性だった)
お姉さんが言うからには間違いない。
やはり名古屋-デトロイト線は混んでいるのだ。

「皆さんお仕事で乗られてるんですかね?」(←オイオイ、そこまで客に聞くか?)
そんなこと僕に聞かれても困るが、その推測は正しいと思う。
実際に乗ってみると、ほとんどがビジネスマン風の客層だからだ。
ソウル線、ホノルル線に見られるようなレジャー客はほとんど見掛けない。

なのに何故747から330に機材を縮小するのか。

需要低迷?
まさかそんなはずはない。
何か他の理由があるはずだ。

順次747が退役するから、今はその過渡期なんじゃないの?
僕はただ単純にそう思っているだけなのだが…。


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幻のソニッククルーザーは類稀なる乗客目線の機体だった

Category : その他
デルタ747を惜しむ記事を書いたら、一つ言いたいことができたので
デルタ747の搭乗記に移る前に書いておきたい。

ボーイングが787 (当時7E7)を出す前に、
ソニッククルーザーという名前のヘンテコリンな機体があったのを覚えているだろうか。
今となってはあのソニッククルーザーは本当に理にかなったコンセプト機だったように思う。

20140SEP_soniccruiser.jpg
これがそのソニッククルーザー。

当時、ソニッククルーザーで何が良くなるかと言うと、
「12時間の飛行時間が10時間になって長距離の移動が快適になる」というものだった。
確かにマッハ数を0.1増やすことができれば、10%強の時間短縮が可能になり、
12時間の所要時間を10時間台の所要時間に短縮することができる。

当時僕はそんな長距離路線に頻繁に乗ったことがなかったから、
「どうせ10時間も12時間も違わないよ。」くらいにしか考えていなかったのだが、
今考えてみると、乗客の真のニーズをよくとらえていたなぁと感心させられる。
僅かに見える0.1の差に乗客への気遣いが詰まっていたのである。

10時間以上のフライト、特にエコノミークラスで長距離路線に乗ると、
1時間でもいいから所要時間を短縮して欲しと思わされる。
デルタの中部-デトロイト線に乗った後に、フィンエアーの中部-ヘルシンキ線に乗ると、
いかにフィンエアーが楽かと言うことが良く分かるのだ。
12時間と10時間の差は本当に大きい。
(そのフィンエアーが「欧州へ最短最速」というキャッチコピーを出して勝負しているのも非常に的確。)

所要時間の短縮よりも燃費性能がエアラインの関心ごとになり、
ソニッククルーザーの計画は消え去ってまったが、
僕の個人的な見解では、ソニッククルーザーのコンセプトは間違っていなかったと思う。
同じようなコンセプト機の復活を是非とも願いたいものだ。

ソニッククルーザーの巡航速度はマッハ0.95~.098で、音速を超えない遷音速機であったが、
何も遷音速機で収まる必要はなく超音速機で全然構わない。
マッハ2、いやそれ以上で飛べることに越したことはないのだ。

いつになったら超音速機の時代が来るのだろう。
航空機メーカーはエアラインという一次顧客だけではなく、
乗客という2次顧客までちゃんと見てコンセプト設計をして欲しいものである。

何となく自分に対するアイロニック(皮肉)な結論になってしまったが、
次に航空機メーカーが目指すのはスーパーソニック(超音速)機ではないだろうか。


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僕がデルタ747の中部撤退を惜しむ本当の理由

Category : デルタ航空
セントレアベースで写真を撮っている方々からは、デルタ747の撤退を惜しむ声が相次いでいる。


2014SEP-DL630-03.jpg
唯一セントレアに来ているジャンボの定期便。
たまにKEなどがジャンボで飛来しているようだが、
毎日飛んでくるジャンボとしてはデルタが唯一である。
昨年度末のANAの747-400の引退と重なるところがあるのか、
全退役ではないにせよ、セントレアからの747の撤退は淋しいという声が大きい。

もちろん僕もその淋しいうちの一人。
でも若干他の人とは思いが違うところがある。

「淋しい」というよりも「苦しい」のだ。

それには巡航速度が関係している。
747撤退後はA330にダウンサイズして路線は継続することになっているのだが、
そのA330の巡航速度が問題なのである。
WikipediaでB747、A330の巡航速度を調べると、以下の情報が出てきた。

B747:Mach 0.85

A330:Mach 0.82

なるほど、A330の方がやや遅いことが分かる。

は?速度がどうしたってわけ?

と疑問を抱く方もいるかも知れない。
写真を撮っているときは巡航速度など全く関係がないからだ。
乗っているときですら速度など気になるものではない。
しかも差は0.03程度、その差は僅かである。

でもこれを見て欲しい。
僕が何を苦しんでいるのかきっと分かってもらえるはずだ。


DL629_B747.png
こちらがB747で運航する場合の復路の飛行時間。


DL629_A330.png
こちらがA330で運航する場合の復路の飛行時間。

何と復路の所要時間が13時間から14時間に1時間も延びているのである。
(往路も同様に延びているが、復路の方が飛行時間が長いので復路で比較している。)

速度差はマッハ数で0.03だが、割合にすると4%だ。
確かに計算してみると、13時間が4%延びれば14時間になる。
たかが4%の違いでも長距離路線になると、結構な違いになるのだ。
今でさえ復路の13時間の飛行時間は耐え難いというのに、それがさらに1時間も延びる。
僕はこの事実を知ったとき、思わずガクンと肩を落としてしまった。

最近の中部-デトロイト線はビジネスクラスが混み過ぎていて、全然アップグレードができない。
しかもA330になるとビジネスクラスの席数が減る。(48席から34席へ3割減。)
するとますますアップグレードができなくなる。
そしてエコノミーで我慢せざるを得ないところに、飛行時間が1時間も延びる。
これ以上の悲劇があるだろうか?

僕が本気で747の撤退を惜しむ理由は、その俊足さにある。
俊足な747のおかげでどれだけ助かっていることか。
10時間を過ぎたあたりからの1時間は本当に長く感じる。
それを少しでも短くしてくれる747は、長旅を共にする頼もしい相棒なのだ。

単なるノスタルジーではない悲痛な叫び。
その声はどれだけの人に聞こえているだろうか。


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成田空港のカードラウンジをハシゴ、そのヴィンテージ感に唖然!

Category : 成田空港
僕が成田空港に到着したのは16時半。
ホテルに直行してもつまらないので、成田空港のカードラウンジを探索することにした。
調べると成田空港第二ターミナルにはカードラウンジが2つあるようだった。


20140731_NRT-01.jpg
一つ目が北ウィング。


20140731_NRT-02.jpg
地図で言うと、TEIラウンジと書いてある緑色のところだ。
TEIラウンジ?何だか怪しげな名前だ。


20140731_NRT-03.jpg
入室資格者が壁に貼ってあるが、
基本的にはVISAグループのゴールドメンバーが入れるラウンジである。

外観のショボさに一瞬ひるんだが、勇気を出して入ってみることにした。


20140731_NRT-04.jpg
外観のショボさに負けじと中もショボかった。

何だこの事務所は?

みたいな感じで、エグゼクティブな男達には相応しくない非常に微妙なラウンジであった。


20140731_NRT-05.jpg
スペースはこれだけ。
どこかの中小企業の応接室に連れて来られたかのようだった。


20140731_NRT-06.jpg
コーヒーは2種類から選べるが、
ペプシの紙コップで飲まざるを得ないのは悲しかった。

どうしても気分が乗らなかったのでコーヒーを飲んですぐに出た。
次のラウンジに期待である。


20140731_NRT-07.jpg
南ウィングに移動しよう。


20140731_NRT-08.jpg
地図では一番右下の緑色、IASS Exective Roungeと書かれた場所である。
名前からするに、また怪しげな匂いがする。


20140731_NRT-09.jpg
入口。
こちらのラウンジの入室資格は、JCBカード、UCカード、
その他ボードに書かれたカードのゴールドカード保持者である。


20140731_NRT-10.jpg
部屋の広さは先のラウンジよりも圧倒的に広い。
しかし一昔前の古めかしさは否めなかった。

椅子が昭和だ。


20140731_NRT-11.jpg
結構プライベートな応接ルームみたいなのもあって意外と良かったが、
僕がここでひっそりと寛いでいると、5人連れのヤンキー家族が突然入ってきたので、
黙って譲らざるを得なかった。
(気を遣って席を立ってやったんだから礼くらい言えっつーの。)


20140731_NRT-12.jpg
飲み物は普通。


20140731_NRT-13.jpg
お茶やコーヒーも至って普通であった。


2つのラウンジをハシゴしてみて、成田空港のカードラウンジのショボさがよく分かった。

驚くのはそのヴィンテージ感。

日本を代表する国際空港に似つかわしくない古めかしさだ。

カードラウンジに期待する方が悪いかも知れないが、
世の中には素晴らしいカードラウンジもあるわけなので、
是非とも某空港なんかを見習って欲しいものである。

(過去記事:国内最上級!広島空港のカードラウンジ「もみじ」)


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成田ビューホテル宿泊記

Category : 成田空港
JAL787に乗って成田空港に到着。
この日は成田空港周辺のホテルに泊まった。
春秋航空に対するヤル気が全然出なかったものだから、
ホテルを予約しておくのを忘れ、予約したのは3日前。

夏休みだからかどのホテルも満室で予約すら取れず、
空いているホテルでも、LCCアーリーチェックアウトプラン等の
安い宿泊料金は既に予約期限を過ぎていた。

今回僕が仕方なく選んだホテルは成田ビューホテル。
1万円以下の料金でそこしか空いてなかったというのが本当のところだ。


20140731_NRTVIEWHOTEL-01.jpg
成田空港第二ターミナルのホテル行バス乗り場。
ビューホテル、ゲートウェイホテル、マロウドはこのバス停から乗って行く。
いつも乗っても2~3人だったのに、今日ばかりは10人くらいが乗り込んだ。
他のホテルが満室なのも分る気がした。

何故もっと早く予約しなかったのか悔やまれる。
ホテルなどキャンセルしたって直前でない限りキャンセル料など取られないではないか。
だから春秋の初便を取った時点で予約しておくべきだったのだ。
何を3日前に焦って予約している!

アーリーチェックアウトプランならば5000円程度で泊まれるところを
通常プランしかなかったため、今回は8000円強も支払った。
バカなことしたなぁと思いつつ、気乗りしないホテルへと向かった。


20140731_NRTVIEWHOTEL-02.jpg
成田ビューホテル外観。
名前もそうだが外観も随分と歴史を感じさせるホテルである。


20140731_NRTVIEWHOTEL-03.jpg
しかし外観の古めかしさとは裏腹にフロントはとても新しかった。
フロントだけ改装した様子が見て取れた。

僕が到着したときはえらくチェックインに時間が掛かった。
チェックイン中の3人中3人が、何やらフロントと揉めていたのだ。

中国人が「旅行社に勝手に予約をキャンセルされた」と怒っていた。
「それをフロントで言っても仕方ないでしょ」と思ったが、
怒りをぶつけるところがないからフロントでゴネる気持ちもよく分かった。

この時間、やたらと中国人の宿泊客が目立っていた。
円安の影響か、このごろ中国人パワーを見せつけられる場面が多い。
近頃は以前にも増して中国人だらけだ。


20140731_NRTVIEWHOTEL-04.jpg
部屋は古めかしい成田ビューホテルらしく本当に古かった。
改装したフロントとは大違いのアンティーク調だ。
でも寝るだけなので全く問題はない。
「5時に起きて、5時半のバスに乗って行くんだから」と割り切った。


20140731_NRTVIEWHOTEL-05.jpg
ちなみに自販機コーナーはこちら。
最近では冷蔵庫に既に飲み物が入っているホテルを見かけなくなった。
今ではコンビニがホテル内にある時代だから、
缶ビールや缶ジュースを入れる意味がないのだろう。
300円もするポカリスエットなど誰が飲むのか。

子供の頃、まだコンビニもペットボトル飲料もない時代、
「どうしてもポカリスエットが飲みたい」とオヤジにゴネて
250mlで300円のポカリを飲んだ記憶がある。

それはそれは美味しかった。
なんてことは思わなかった。
「300円でも中身は同じなんだな」と子供ながらに思った。

カラの冷蔵庫は、子供でも分かる「価格」と「価値」の乖離に皆が気付いてしまった証拠である。
(高級ホテルではまだ入っているところはあるんだろうけど。)

最近では一つのものには一つの物価しか付けられない。
インターネットの発達、そしてグローバル化によって
同じモノの価格差は縮まってきているように思う。

そのくせホテルの料金ってものはいい加減だ。
何故、3日前に取ると8000円も取られるのだろう。
いやいや、それも経済学で説明することができる。

おおっと。
経済について熱く語る癖が出てしまった。


はい。
そんなことはどうでも良くて、まとめ。
見て頂いた通り、成田ビューホテルはごくごく普通のホテルである。
おススメするかと言ったら僕はおススメする。
特段何がおススメということはないが、とても快適に泊まれるホテルだ。

おしまい。


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