俺のロンドン

Category : 海外旅行
僕はファンボロー期間中、ロンドンのどこにも出掛けていない。
もっと正確に言えば「ロンドン観光はしていない」という意味だ。

「せっかくロンドンに行ったのだから観光すれば良かったのに…。」
と言われても、僕は「あ、そうですね。」と適当に濁している。
そんな言葉は僕にとって愚問でしかない。


僕は毎日22時には就寝していた。
若干の時差ボケで乱れた体調を整えるためだ。
仕事で疲れていたのもある。
夏のロンドン22時、外はまだ明るい時間であったが、僕は翌日のために眠っていた。

僕はファンボローエアショーに来たのだ。
ロンドンに観光に来たのではない。
エアショーでお腹が一杯なのに、それ以上欲張れるはずがない。
ロンドン観光など次回来た時にすればいいじゃないか。


FIA14-LON-01.jpg
僕が見たロンドンはこれだけだ。
本当にこれだけ。

朝、駅に向かうときに見た景色だ。
手前にはロンドンアイと呼ばれる観覧車、遠くにはビッグベンが見えた。
朝の清々しい空気がロンドン全体を包んでいるようだった。


FIA14-LON-02.jpg
そして夕方も同じ景色。
歩く方向だけが異なる。
疲れていたせいか、ロンドンの景色も少し色褪せて見えた。


FIA14-LON-03.jpg
ビッグベンは20時前を指していた。
まだまだ明るかったが、僕に夜の活動時間はない。
あえてそんな時間を設けなかった。
すぐにホテルに帰り眠りたかった。


FIA14-LON-04.jpg
ブラックキャブの天井が傾いた太陽を反射し、
ノスタルジックな街並みを一層魅力的に映していた。

僕は大英博物館もロンドン橋もタワーブリッジも知らない。
どこにあるか見当もつかない。
ロンドンの街で、僕は地図すら開いていないのだ。

きっとロンドンはもっともっと素敵な街なのだろう。
僕は、「100」あるロンドンのうち「1」くらいは知っているだろうか。
いや、知らないだろうと思う。
でもそれを知る楽しみは次回にとっておけばいい。

また何度でも訪れる機会はあるだろう。
今回はエアショーを目的として来たのだ。
それ以外の目的を作る必要などない。

欲張らない。

それが一流の男の時間の過ごし方だ。

おっ?
ちょっと、格好つけすぎたか。


<ファンボローエアショー関連記事>
ファンボローから速報!【A380、A350、B787-9が飛んだ!】
ファンボローエアショー続報【やっぱり旅客機がカッコいい!】
ファンボローエアショー2014を振り返って【各社発注状況】
A380の凄すぎる離陸【ファンボローエアショー2014】
などなど。


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ロンドンの洗礼

Category : 海外旅行
時は2014年7月に遡り、ファンボローエアショーでロンドンに行った時の話。
フィンエア―に乗ってロンドンに到着し、
ヒースロー空港からホテルに向かうときの一幕である。


ロンドンのタクシーは結構可愛い。

FIA14-TAXI-01.jpg
一般にはブラックキャブと呼ばれているが、
実際には様々な色があり、僕が乗ったのはイエローのキャブだった。


FIA14-TAXI-02.jpg
車の中が特徴的で、対面で座れるよう、
折り畳み式の椅子が運転席側に進行方法とは反対向きに取り付けられている。

当然一人であるのでそこに荷物を置くのであるが、
荷物を置いたとしても車内は広く、
足を思い切り伸ばすことができてとても快適だった。

ただ快適でないのが運ちゃんの英語だ。
文字通り「運」が悪かったのか、いきなり「トゥダーィ(Today)」なんて言いいながら、
コテコテの英語なのかオーストラリア英語なのか分からない
妙な英語を話し始めるものだから、本当に本当に辛かった。

その日はワールドカップファイナルの日で、
「トゥダィ、ウォーカッ ファイノゥ」なんて言うものだから、
最初何を言っているのか全く分からず、
確実に5回は「分かんない。もう一回言って?」と聞き直したくらいだ。

そもそも僕はワールドカップに全く興味が無く、
もちろんその日がワールドカップファイナルの日であることなど知らずに、
その英語に出くわしたわけだから、本当にワケが分からなかった。

運ちゃんが「サッカー」と言って初めて、
「トゥダィ、ウォーカッ ファイノゥ」="Today, world cup final”
だと言うことに気が付いた。
本当に酷い発音だったのだ。

運転席と客の乗る席との間には犯罪防止用のアクリル板が貼ってあり、
運ちゃんとはスピーカーとマイクを使って話す仕組みだ。
スピーカーがこれまたノイジーで、しかも高速で走る風切り音とが相まって、
会話を困難にしているという事情もあった。

とにかく何を言っているのか全く分からず、
途中何度も「Can you hear me?」と聞かれる始末。

聞こえてるけどわかんねーよ!

オレの習った英語と発音が違うんだけど!

と言ってやろうかと思ったくらいだった。

途中から、運ちゃんも諦めたのか無言になってくれたので嬉しかった。
タクシーの運ちゃんとの何気ない会話は結構楽しいものなのだが、今回ばかりは本当に辛かった。

お願いだからもうしゃべらないで!

と何度思ったことか。

それからは黙ってくれたので助かったが、
ホテルに到着後、お金を払うときに一言だけ口を開いた。

「ロンドンは怖いから気を付けろ。

住んでる人はいいが、外国人が怖いんだ。」

と。


タクシーを見送った直後、

僕は、な、な、なんと黒人の子供3~4人に囲まれた。

運ちゃんに言われたことがいきなり起きたのである。
ホテルの真ん前で、それも人通りが多いところでだ。

そりゃ怖かったのなんのって。
「(ホテルの)中まで運ぼうか?」
と僕の荷物を勝手に持って行こうとする。

ノーノーノ―ノーノ―!触んなコラ!

(↑とっさのことで日本語になってる。)

と大声で叫びながら、子供たちを払いのけ僕は事なきを得た。

発音の悪い英語と、恐ろしい子供たち。
僕は到着後1時間でロンドンの厳しい洗礼を受けることとなった。


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エールフランスのA340が出るぞー!【セントマーチン撮影記】

Category : セントマーチン

ホテルで少しゆっくりした後、僕はエールフランスの出発を狙おうと思った。
ホテルの敷地内からビーチが良く見えるので、そこから見ていたのだが、
定刻の16時になってもなかなか出てこないので、
「ビーチまで歩いていくか」と思い滑走路端に着いたところにいきなりエールフランスが現れた。


2014OCT-SMX_MAHO-21.jpg
いきなりのことで準備する間もなくシャッターを切る。
この通り、何だかゴタゴタした絵になってしまった。


2014OCT-SMX_MAHO-22.jpg
でももう間に合わないのでそこに突っ立って見送ることにした。


2014OCT-SMX_MAHO-23.jpg
離陸位置にスタンバイ。
エンジンをテイクオフスラストまで持っていく。


2014OCT-SMX_MAHO-27.jpg
その時のビーチの映像がこれ。
ジェットブラストに打たれて楽しんでいる人数名。
皆、飛行機の方を見られないほどの強風にたじろいでいた。

A340は大型機だが、4発機であるので一基のエンジンスラストとしては双発機よりも小さい。
だから実はあまり大したはことないのかも知れない。


2014OCT-SMX_MAHO-26.jpg
もちろんこんな看板が掲げられ、「死ぬかもよ」という警告が掲げられている。
本当に怪我をしたり、場合によっては死に至ったりすることがあるのだろう。


さて。
プリンセス・ジュリアナ空港の滑走路は約2500mと短いため、
A340の長距離路線にとっては結構クリティカルだ。
そして離陸後もかなりクリティカルな状況が待っている。


2014OCT-SMX_MAHO-25.jpg
この写真は、望遠レンズの圧縮効果であることは間違いないのだが、
何だか山にぶつかりそうである。

全エンジンが正常であれば問題はない。
しかし双発機で片発停止した場合などは、
上昇率が得られず山にドッシャーンなんてことにもなりかねない。
だからこそエールフランスもKLMも4発機で運航しているものと思われるが、
Air Caraibesは双発機での運航であるので、危険度は他のエアラインよりも高く思える。

ただ地図で見てみるとそこまで山は近くないため、
実際はあまり気にすることでは無さそうである。
レンズの圧縮効果だと思いたい。


さて、大体これでセントマーチンに到着した日の写真は終了だ。
まだ翌日に撮ったKLMのジャンボやホテルの夕食、朝食の様子などが残っているが、
一旦ここで締めて、今年7月にフィンエア―で行ったロンドンの話に戻りたい。

ロンドンでの滞在やフィンエア―のビジネスクラス搭乗記をお送りするつもりだ。
そしてそれが終わったら、またセントマーチンの話題に戻ろうと思う。


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セントマーチンらしくない写真その2【jetBlue A320】

Category : セントマーチン
個人的にお気に入りの「セントマーチンらしくない」写真たち第二弾。
今回はジェットブルーのA320を出したい。


2014OCT-FROMSONESTA-14.jpg
MD-83と同じく、逆光写真に挑戦。
実は僕はこの東屋?(←カリブではそんな風には呼ばないか?)の中でずっと撮っていた。
ソネスタ・マホ・ビーチ・リゾートから離陸機を撮る」はほとんど全てここから撮ったものだ。


2014OCT-FROMSONESTA-14a.jpg
機体のちょうど後ろ側では大雨が降っているようだった。
幸いなことにこの後、後ろの雨がセントマーチンに近づいてくることもなく、
晴れたり曇ったりの南の島らしい天気が続いた。


2014OCT-FROMSONESTA-15.jpg
タッチダウン間近。
遠くに見える入道雲とカリブっぽい建物がリゾート気分を盛り上げる。


2014OCT-FROMSONESTA-16.jpg
入道雲を通り過ぎた機体とマホビーチが上手く絡んだ。
結局この位置から撮ると逆光のため、機体に光が当たっていないのが残念だが、
それでも雰囲気のある写真が撮れた。(と思い込んでいる。)


2014OCT-FROMSONESTA-17.jpg
今度はヤシの木を入れて機体を右に置く。
ビーチを歩いている人も一つの絵のパーツとなり、こちらも南国ムード満点だ。

南国らしい写真を撮るコツは、
飛行機を小さく、風景を大きく入れてみることである。
まぁ僕が偉そうに語れるネタなんじゃないんだけれども。

何となく南国らしい絵が撮れて、自己満足の世界に浸っている僕であった。
実はこの時間は最もリラックスして写真撮影をしている時間でもあったのだ。
(マホビーチに行くとプレッシャーに押し潰されそうになる…。)


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岐阜基地航空祭でXC-2が飛んだ!と書きたかった!

Category : 自衛隊機
今年はブルーインパルスが来ないし、特に目玉がないよねーと、
元々行く気なんてさらさらなかった僕が、急に行くのを決心したのは
あるツイートがきっかけだった。

「XC-2、APU始動」

もうどこの誰がつぶやいたものか忘れてしまったが、確かそんなツイートだったと思う。
その後立て続けに、XC-2が飛ぶことを示唆するツイートが流れてきたから、
僕はもう居ても立ってもいられなかった。
元々XC-2のフライトは基地祭の演目にはなく、突然のサプライズだったのだ。


20121028-03.jpg
ちなみにXC-2とは現在開発が進められている航空自衛隊向けの輸送機である。
岐阜基地に常駐し、日々飛行試験をこなしている試作機だ。
(撮影は2年前の岐阜基地航空祭にて。今年は基地内に入っていないため写真はナシだ。)

最近ではMRJの陰に完全に隠れてしまい、全く表舞台には登場しないが、
XC-2は、半世紀ぶりの国産旅客機と騒がれているMRJなんかよりもうんと大きく、
実は何を隠そう「日本の航空史上最大」の航空機なのだ。
(国産機で最大という意味。)

軍用輸送機ではC-17には及ばないものの、C-130よりも1回り大きく、
C-130の約1.5倍の貨物を搭載することができる。
C-1と比べるとその差は歴然、何とC-1の3~4倍もの貨物を搭載できるのである。

現在までに試作機2機が製造され、
量産初号機となる機体は約2年後に納入される予定となっている。
普段は岐阜基地でしか見られないから、航空自衛隊で最もレアな機体だとも言える。
(美保基地や千歳基地に着陸した実績はある。)


岐阜基地は車を飛ばせばすぐだ。
色々悩んだが、とりあえず情報が沢山入りそうなRWY28エンド付近の公園に直行した。
公園から基地内は見えないが、周囲の動きで何となく分かる。
実は肝心のエアバンドが家になかったのだ。
(情報が得られない場合は人が多いところに行くのが鉄則である。)


20141123_RJNG-01.jpg
そこへ飛んできたのがT-4。
XC-2のチェイサーであることは間違いなかった。
しかし何故RWY10で上がってきてるのか。

エアバンドを聞いていない僕はいちいちツイッターを確認しなくてはならず、非常に面倒だった。
実は背中に下の子をおんぶし、上の子と手をつないで見ていたのだ。
しかも上の子が、大事な時にカメラを貸せとうるさく、
しぶしぶ貸したらなかなか返してくれず、僕はひとりヤキモキしていた。


20141123_RJNG-02.jpg
そしたらまたT-4だけが飛んできた。


どうも状況が変だ。
RWY10で上がってくることはツイッターから知ったが、肝心のXC-2はいつ上がってくるのか。

すると次に飛び込んできたツイートが、「フライトキャンセル」を示唆するもの。
周りの人が機材をしまいはじめたから何となく嫌な予感がしたが、
ツイッターもすぐに真実を伝えていた。


僕は息子たちを急いで連れて来る前にこう言っていた。

「おっきなひこうきが見られるからね。楽しみにしててよ。」と。

すると(上の)息子は、

「うるさいひこーちはいやらよ。」(←爆音の戦闘機が実は嫌い。)

と言った。僕は、

「おっきいけど、うるさくはないから大丈夫。」

と自信満々に答えた。

それが突然のキャンセル。
元々演目になかったから、元々ないものがなくなっただけなのだが、
一旦飛ぶと言ってから飛ばないというのはやはり悔しい。
息子たちの期待を裏切った気がした。

僕は(上の)息子に、

「ごめん、飛ばないって言ってるわ…。」と伝えると、

何と息子は僕のスマホ画面に向かって、

「おい!とぶっていっただろー!」

と大声で文句を言っていた。
(オイオイ、スマホが悪いんじゃないって…。)


「仕方ないな。」と言いながら僕と息子たちはRWY28エンドを後にした。
撮れたのはチェイサーのT-4のみ。
張り切って出掛けたが、不完全燃焼に終わってしまった。

しかし考え方を変えれば以下のことが分ったとも言える。
これが今年の岐阜基地航空祭の成果だ。

「X」がつく試験機でも航空祭で飛べること

(実際飛んではいないが、飛ぶ直前まで行ったから飛んだも同然だ。)

飛ぶ場合でも恐らく演目には入らないであろうこと

この2つである。
来年の岐阜基地航空祭ではきっと飛ぶと思う。
そして来年もまたきっとサプライズだ。

来年に期待である。


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