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飛行機が飛ぶ原理を大気圧から考える【デルタ航空747搭乗記】

Category : デルタ航空
タキシーを開始。アッパーデッキは高さがあるため、タキシーのスピードが遅く感じる。もう一つ、アッパーデッキで感じる違いは外が見にくいこと。元々アッパーデッキは窓側でも目の位置と窓が離れていることと、747のヘリンボーンは頭が通路側に来ることが相まって、外がとても見にくいのである。


2015SEP-DL275-21.jpg
ランウェイ22Lにラインナップする。窓からの距離が遠いおかげで、望遠レンズでグイッと引っ張らないと窓枠を取り切れないのだ。


2015SEP-DL275-22.jpg
テイクオフロールを開始。管制塔を真横に見る。


2015SEP-DL275-23.jpg
いかにも重そうにエアボーン。翼に働く揚力は機体重量を上回るのだからその大きさには驚くべきものがある。僕らは普段、大気の力というものをあまり意識していない。大気圧というものは基本的に感じないので話がややこしくなるわけだ。ときどき「飛行機が飛ぶのが信じられない」と疑問を呈する人たちがいるが、それは大気の力を頭の中で排除してしまっているからである。

吸盤を思い浮かべれば大気圧の大きさが分かるかと思う。吸盤は大気圧で壁に張り付いている。真っ向勝負で剥がそうとしても絶対に剥がれない。あれがまさに大気圧の大きさ。僕らが普段感じることのない見えない力である。

翼の上面から翼を押さえる大気圧を減らしてやって、翼の下面に働く大気圧の大きさとの差分が飛行機の自重よりも大きくなれば飛行機は宙に浮く。大気圧を頭の中から排除せず、それがあると信じれば、飛行機が飛ぶことは現象として直観的に分かるようになるだろう。何せ大気圧は1平方メートル当たり10トンも働いているのだから。

747の翼面積は541平方メートルであるので、747の翼には5410トンもの大気圧(による力)が働いていることになる。747の離陸重量を400トンとすると、翼上面にかかる大気圧を400トンだけ減らしてやれば747は浮くことになる。5410トン中の400トンは全体の7.4%でしかない。つまり翼上面の大気圧を(下面よりも)7.4%減らしてやることができれば747は空を舞うことができるのである。1平方メートル当たりで考えると、10トンを9.26トンに減らしてやればよいだけの話である。何だか簡単な話に思えてくるだろう。

絵で描くとこんな感じだ。

2015SEP-DL275-27.png

これだけで飛行機は飛ぶのである。(非常に単純化しているので多分間違っています。)


2015SEP-DL275-24.jpg
緩やかに上昇を続ける。重いだけあって上昇角度は緩やかだ。


2015SEP-DL275-25.jpg
モニタを見ると、え?あと5時間42分?いつから747は超音速機になったのだ!何かの間違いでしょこれ?と思ったら、、、


2015SEP-DL275-26.jpg
次の瞬間こうなった。11時間40分。現実はこちらである。

ここで考えた。間違って5時間42分とずっと出していてもらうのか、ちゃんとした時間を出してもらうのか、どちらが心理的に楽なのだろうか。僕は数字は正確に出して欲しいと思う。残り時間が正しければ正しく現実と向き合えるからだ。5時間42分の表示がずっと続いたら、いつこの数字がカウントダウンされるのか気になってならない。終わらない夜はないが、いつ明けるのか分からない夜はそれなりに不安である。残り時間がわからないのはやはり大きなストレスなのである。

ま、ビジネスクラスならばふてくされて寝てしまえばいいので、残り時間はさほど気にならないのだけれど…。

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