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スミソニアン航空博物館別館に行ってきた!【ダレス空港近くのウドバー・ヘイジー】

Category : 博物館
今日から趣向を変えてスミソニアン博物館特集。全6回にてお送りしたい。

ワシントンD.C.にあるスミソニアン博物館には別館がある。ワシントンD.C.のスミソニアン地区にある本館よりもうんと大きなところである。場所はダレス国際空港(IAD)の近く、通称ウドバー・ヘイジー・センター(Udver Hazy Center)と呼ばれる。センターを省略して単に「ウドバー・ヘイジー(ユドバー・ヘイジー)」と呼ぶ人も多い。

ウドバー・ヘイジーまでは車で行けば簡単。なんてのは全然役に立たないので、ちゃんと行き方を説明しよう。まずはダレス国際空港に行くのが最も手っ取り早いだろう。ダレス空港からウドバー・ヘイジーまではシャトルバスが出ているのでそれに乗ればよい。バスの料金は確か50セントだった。とにかく1ドルあれば足りる。運転手へのチップを含み2ドルを渡す人も見かけた。

空港に着いたらインフォメーションで時刻表を貰ってバスの出発場所を聞いてバスに乗ればよい。僕が行った時は、張り切って朝早く行きすぎて、バスの運行開始時間前にダレス空港に着いてしまい、タクシーで行く羽目になってしまった。休日は10時台か11時台のバスが始発で、あまり早く行き過ぎるとバスがないので注意が必要である。


Washington_Metro_To_Dalles.png

ダレス国際空港への行き方は様々だが、荷物が少なければ地下鉄(メトロ)とバスを乗り継いで行くのが一番よいだろう。メトロはブルーラインまたはオレンジラインのロスリン駅(Rosslyn)で降り、バスはRosslyn駅からダレス空港まで直行である。バスの所要時間40分、運賃は7ドルだ。このバスは、レンファント・プラザ(L'Enfant Plaza)から出ており、L'Enfant Plazaからの所要時間は55分だそうだ。滞在先に近い方の駅から乗ればよいだろう。

その他、シルバーラインのウィーリー・レストン・イースト駅(Wiehle-Reston East)からも所要時間10分でダレス空港までのバスが出ているらしい。これがバスに乗る時間が最も短い方法だが、逆に地下鉄に乗る時間が長くなるから考えものである。なお、将来はダレス空港までシルバーラインが延長されるため、メトロだけで行けるようになるはずである。ワシントンD.C.中心部からタクシーで行こうと思うと70~80ドルくらいかかるため、地下鉄とバスを乗り継いで行けばかなりの節約になるはずである(出発駅によるが片道でトータル10ドルくらいだ。)


2015SEP_UH-01.jpg
入口はこちら。もちろん入館料は無料だ。荷物検査を受けて中に入れば、ウキウキワクワクのミュージアムタイムの始まりである。


2015SEP_UH-03.jpg
ハンガーのような建物が特徴のウドバー・ヘイジーははっきり言ってすごい。この写真は巨大ハンガーの半分であり、この右側には同じ面積のハンガーが続いている。それに加えてスペースシャトル等の宇宙機の展示スペースも別で取られているため、とにかく敷地は広大である。


2015SEP_UH-02.jpg
入るといきなり変な形の黒い飛行機に出会い、度肝を抜かれる。ロッキードが開発した偵察機SR-71ブラックバードだ。マッハ3.2で飛べる偵察機というのだから凄いもんである。もちろん世界最速のジェット機だ(宇宙往還機はジェット機ではないので除く)。

凄い形をしているというインパクト、そして世界最速のジェット機。スミソニアン・ウドバーヘイジーの最も目立つところに置く理由が分かる気がする。そのヘンテコリンな形は、高速飛行性とステルス性の両立を図った結果である。


2015SEP_UH-04.jpg
説明文によると、ロサンゼルスからワシントンD.C.まで飛行するのに、1時間4分20秒、(対地)時速3418km/hを記録したそうだ。普通の旅客機ならば5時間か駆るところを1時間で飛ぶのだから、常識を超えたスピードだということもうなずける。マッハ3超えというのは、コンコルドのマッハ2よりもさらに速い。

しかし25000ft以上の高高度でしか高速性能を出すことができず、しかも低速での飛行性能を犠牲にして設計されているため、着陸時などの低速域での安定性は悪く、操縦性は悪かった。マッハ3以上で飛行できる高速性能ゆえ、敵からのミサイル攻撃に遭ったという事例は報告されていないらしいが、操縦性の悪さから着陸時に事故に遭ったという事例は報告されている。この飛行機に乗って偵察を行うことは、ある意味命がけのミッションだったようだ。

さて、展示室については次回以降に説明をしていく。今日は初回ということで展示室以外に何があるかということを簡単に紹介したい。

ウドバー・ヘイジーはダレス空港にほぼ接しているため、飛行機のアプローチコースの真横となり、飛行機ウォッチングには最適の場所である(成田にある航空科学博物館に近いイメージ)。管制塔風の展望室も用意されており、ダレス空港にアプローチする飛行機を眺めることも出来る。(この時間、たまたまアプローチ機がなく写真が撮れなかった。)


2015SEP_UH-05.jpg
駐機場は少々遠いが、望遠レンズや双眼鏡を使えば見ることができ、この時はちょうどANAのトリプルセブン300ERを見ることができた。


2015SEP_UH-06.jpg
展望室の1階下には航空管制の展示室も設けられており、若干古いもののレーダー画面等の実物を見ることができる。ただし表示されているトラフィックは全て録画されたものであり、リアルにアプローチしている飛行機は見ることができないため、その点は若干つまらないと感じてしまうところである。

ここの館内にいる人達(ボランティア)は皆親切で、航空機の解説をしてくれたり、丁寧に展望室へ案内をしてくれたりと、とても気持ちよく接してくれる。全然アメリカ人らしくないと言ってしまったら失礼だが、日本人にも共通する「おもてなし」の心を持っている。航空マニアにとって人生一度は体験したい、世界最高水準の展示と世界最高水準のホスピタリティを持つ航空博物館だ。

つづく。

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