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ユンカース52とストラトライナー【スミソニアン航空博物館別館にて】

Category : 博物館
スミソニアン別館。それでは歴史に名を残した名機を探しに行こう。と言っても広すぎて何から見たらいいか分からない。とりあえず入って右側は軍用機、左側が民間機だから旅客機好きには左から回るのがおススメである。

まずは古くて小さいのから。


2015SEP_UH-25.jpg
ユンカース52。ドイツが開発した3発機である。フォードが開発したトライモーターと外見が非常に似ている。しかし実際はトライモーターが高翼、こちらのユンカース52が低翼であるので全然違うが、僕はこの機体を見て「これってトライモーター?」と間違ってしまいそうになった。しかも波打った四角い胴体もトライモーターにそっくりだから驚きである。


2015SEP_UH-24.jpg
説明を読むと、最も成功したヨーロッパの旅客機の一つであると書いてある。またこの飛行機は17人と3トンの貨物を積み、短距離離着陸能力に優れていたそうだ。

調べるとJu-52の後ろにつく3mは3 motor、つまりエンジン3発を意味するらしい。どうやら元々Ju-52はシングルエンジン(単発機)だったようで、その3発バージョンがJu-52/3mというのだ。離着陸性能、巡航性能、安全性を考えると単発じゃ商品にならないのだろう。3発あって一人前。当時はそんな時代だったのである。

そう言えば、エンジンが3発以上ないと太平洋を超えられない時代なんてのがつい最近もあった。その時に活躍したのがDC-10でありL-1011(トライスター)である。僕にはこちらの方が馴染み深いが、両機も時代の流れとともに消えていった。

このユンカース52が消えたのは、DC-10やL-1011のときのように双発機の信頼性向上が原因ではなく、ユンカースそのものの足の遅さや機体構造の古さがその要因となったようだ。

さて続き。


2015SEP_UH-22.jpg
こちらのピカピカの飛行機はボーイング307ストラトライナーである。ストラトライナーとは「成層圏旅客機」を意味し、当時としては20,000ftを航行できる世界初の与圧式航空機であった。


2015SEP_UH-21.jpg
元々のこの旅客機はボーイングの開発したB-17(爆撃機)を旅客型にしたものである。原型の翼、尾翼、エンジンをそのまま引き継ぎ胴体だけ太いのをつけたという感覚である。

ピカピカのボディに旅情をそそられた人は多いはずだ。いつかあんな飛行機で空の旅をと誰もが思ったことだろう。しかし当時のアメリカは戦争三昧、ライバルのDC-4とともにストラトライナーは軍用に徴用された。トランスワールドやパンナムが購入したものの、10機で生産を終了したのは非常に残念なことだ。

ちなみに原型であるB-17はその後順調に爆撃機として地位を上げ、トータル1万2千機というバカ売れを記録したのである。旅客機と爆撃機が同じ飛行機だったなんていう話は現代からすると何だかおかしな感覚を持ってしまうが、当時としてはごくごく普通の話である。

いやぁ歴史を感じさせるねぇ。

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