標準的でソソらない777【やっと成田に到着】

Category : ビジネスクラス
飛行機は窓側に座らないと意味がない。窓側に座ってこそ航空旅行の本当の価値が出てくると思っている。僕は今回通路側だ。アップグレードしてもらった身なので、文句を言ってはいけないが、若干つまらないところがある。いや、若干じゃない。全然だ。


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僕が景色を眺められるのはドアの窓からだけだ。ナンバー3ドアのところに行って翼を見てみるが、JA732Aというレジ(登録記号)が見えるだけ。翼が上側に反っているため、なおさら遠くも下も見にくい。ナンバー2ドアに行けば翼が掛からないが、まぁそこまで行ってみる必要もない。やはり自分の席から景色が見たい。特に高度が下がってくると窓側の価値がぐんと上がる。しかし僕は通路側。ちょっと虚しい。

仕方がないので着陸寸前まで地図を見ていた。景色が見えないと時差ボケもなんだか解消しない気がする。頭の中はぐちゃぐちゃ。米国時間では未明なのに日本時間では15時だ。どちらの時間で体が動いているのか分からない。


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高精細地図画面で自機位置を確認する。この画面、とても精細なのはいいのだが、更新周期が遅すぎてリアルタイムの表示ができていないのが難点だ。10秒に1回くらいの更新であるため、次の更新で表示される位置はうんと先だったりする。着陸速度が140ノット(時速260km)とすると、10秒で720m進む。機体の長さがちょうど72mくらいだから機体長の10倍進むということになる。リアルタイム感もあったもんじゃない。


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無事にRWY34Rに着陸。長い長い12時間強の空の旅が終わった。


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成田は雨。この階から撮ると大した写真は撮れないのだが、成田は何故かここから1つ上の階に上がらされるので、そこから撮った方が良く撮れる。


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僕の乗った飛行機ではないが同型機のトリプルセブン300ER。10年前は747⁻400が国際線の花形機種だった。それが今では777に置き換わった。時代の流れではあるものの、典型的過ぎて特に特徴が思いつかない777が主力となると、何だかちょっと寂しい気がする。それだけエアラインの収益に貢献できる出来のいい航空機ということだが、あまりに標準的過ぎて逆にソソらないのだ。

以前、日本人女性の標準的な顔というコンピュータ画像をテレビで見たことがあるが、あれと同じだ。大して綺麗とも思わず、もちろんソソりもしない。標準的であるものは人を惹きつけないのである。ひとクセある飛行機の方が魅力的である。747のコブ、380のデコ広。DC-10の串刺しエンジン。それぞれの大型機は不細工ではあるもののソソる特徴があるのだ。幼稚園児が飛行機の絵を書けばきっと形は777のようになるはずだ。それだけシンプルで良い飛行機なのだが、好んで乗る気にはならない。それが僕の777に対する印象である。

最後に。全然関係ないが、一つ気になったことを書いておきたい。シカゴから乗ってきた外国人の大半は成田から乗り継いでどこかに行ってしまったことだ。入国をしている人は見かけず、ほとんどの乗客が乗り継ぎゲートに吸い込まれて行った。ANAの国際線戦略が功を奏している証拠だ。北米から夕方前に到着した乗客をそのままアジアに運ぶ。成田のハブ構想は上手く機能しているようである。

僕はこれから中部行きに乗り継ぐ。

まだ、ちょっとだけつづく。

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