「夫に死んで欲しい妻たち」の夫は本当に死んでくれるのか【イケてる読書録】

Category : その他
恐ろしい本を買ってしまった。何気なくAmazonのサイトで本を探していたとき、この本が僕の目に留まった。


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別にこの本を探していたわけではない。たまたまおススメの本に表示されただけだ。過激なタイトルにたじろぎながらも、読んでみたい衝動に駆られた。その衝動を抑えられず僕はショッピングカートに入れた。

どんな商品でも同じだが、本は売れないと意味がないので、まずはタイトルで読者を釣ろうと必死になる。一番簡単なのはタイトルを過激にすることである。


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「言ってはいけない」

同じく最近買った本だが、この本もタイトルと帯に釣られて買ってしまった。こんな帯を付けられたら手に取らざるを得ない。何が書いてあるのか気になって仕方がなくなる。もともと橘玲(たちばはあきら)氏の本が好きだから衝動買いしたというのもある。


ちなみにふと思いついて、Googleでも「夫」というキーワードで検索を掛けてみた。すると、

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予測キーワードのトップが「死ね」である。僕はますます怖くなった。Googleの予測はそのキーワードで検索する人が最も多いことを表している。僕ら「夫」たちは、妻から「死ね」と検索されているのである。

実際に「夫 死ね」で検索を掛けて表示されるページを見てみると、トップに現れるのは「旦那ATM保険金マシーン」というタイトルの記事だ。パラパラと見て行くと、旦那が死ねば「遺族年金が入る」とか「生命保険金が入る」とか、そんな趣旨の記事が目立つ。なるほど、世の中の妻たちは「夫が死んだらお金が手に入る」と思っているわけだ。もちろん、夫に死んで欲しい妻の全てが「お金」目当てではないことは本を読めばわかる。


以前買った本にこんなのがある。

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「生命保険の罠」

また、僕のお気に入りリストにはこんな本も入っている。

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「バカしか入らない生命保険」

この本が「夫に死んで欲しいと思っている妻たち」とは全く趣旨の異なる本だと分かっていても、先の検索結果を見ると、なんだか生命保険なんかには入らない方がいい気がしてくる。「死んだら喜ばれるのか…。」そんな思いで生命保険など入りたくはない。生命保険に入るならば、一体どんな理由で自分が死ぬのか真剣に確率を考えた上で入りたいものだ。

人間どんなに頑張っても、死ぬときは死ぬわけだが、どんな死に方が最も確率的に高いのかを知っておいた方が良い気もする。死因によっては別のところから保険金や賠償金が入るわけだから、もしかしたら生命保険なんぞに頼らなくてもよいかも知れないのだ。

そこで登場するのがこの本。

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「心配学」。

冒頭に出てくる問題が面白くて衝動買いをした。それはどんな問題かと言うと「以下を確率の高い順に並べなさい。」というものだ。


タミフルの副作用で死ぬ、交通事故で死ぬ、インフルエンザで死ぬ、火事で死ぬ、食中毒で死ぬ、癌で死ぬ、サメに食べられて死ぬ、落雷で死ぬ、飛行機事故で死ぬ、殺人事件で死ぬ

皆さんは正しく確率の高い順に並べられるだろうか?答えを言ってしまうと、この中で最も高い確率は「癌で死ぬ」確率らしい。順番に10万人当たりの年間に死ぬ人数を書くと、


1.癌で死ぬ・・・250人
2.インフルエンザで死ぬ・・・8.3人
3.交通事故で死ぬ・・・3.3人
4.火事で死ぬ・・・1.7人
5.殺人事件で死ぬ・・・0.52人
6.飛行機事故で死ぬ・・・0.013人
7.食中毒で死ぬ・・・0.004人
8.落雷で死ぬ・・・0.002人
9.タミフルの副作用で死ぬ・・・0.001人
10.サメに食べられて死ぬ・・・0.0001人

この本が正しければ、ガンで死ぬのは10万人当たり250人。より現実的な数にすると、400人に1人ということになる。「へーそんなに低いんだぁ」と驚いた「夫」の皆さん、「今すぐ生命保険を解約して下さい」と言わないまでも、それくらいの確率なんだということを認識して生命保険に入った方がいい気がする。一方で妻の皆さんには、「意外と旦那様は生き延びますので、あまり期待しない方がいいですよ」と言いたくもなる。

死ぬ確率の最も高い癌で400人に1人程度なのだから、旦那に交通事故で死んで欲しいとか、インフルエンザや食中毒で死んで欲しいと期待するのは確率的には間違いだ。癌で死なせようと思っても成功するのは400人に1人である。

とうことで、本を有機的に繋げると意外なことが分かってきて面白い。

何を言っている!

そんな理詰めで「オレは死なないから」とか奥さんに向かって言ったらに本気で死んで欲しいって思われるぞ!

夫の皆さま、どうか奥様への感謝の気持ちを忘れずにお過ごしく下さい。また奥様方もどうか旦那様には寛容になってあげて下さい。くれぐれも「死んで欲しい」なんてことは口に出さぬよう。いつまで良い夫婦でいられますよう、心からお祈りしております。

旦那様はしぶとく生き続けますから…。

旦那様は、

僕は死にましぇん!

とか言おうものならば逆効果ですので気を付けて下さい。

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