ガラガラのLCCは下手な短距離ビジネスよりも快適【タイガーエア台湾搭乗記】

Category : LCC
水平飛行に移るとすぐに僕は座席を移動した。後ろの方の座席がガラガラだったからだ。隣の台湾人に「席変わります。窓側座っても良いいですよ。」と断わって席を立った。


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この通り通路に立って機内を見渡すとそこまで混雑していない。搭乗率は50%程度と思われ、LCC独特のギュウギュウ詰めな感じは一切なかった。


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僕が移ったのは一番後ろの席。にしたかったところだが、反対側の一番後ろの席に女性が一人で座っていたので、同じ列だと何かと目障りかな?と思い、一番後ろから2番目の席にした。一番後ろの列というのは非常に落ち着くが、そこまでこだわることもない。どうせ周りがガラガラなので2番目の列で十分である。


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一番後ろから2番目の席からの眺め。後ろが丸々空いていると本当に気持ちがいい。

後ろの方というのは特に国際線ではあまり人気がない。入国の列に並ぶときに時間が掛かってしまうからだ。座席指定時にも圧倒的に前方の方が人気である。LCCでは前方列の座席を足元が広くないにも関わらず、通常の座席よりも高い指定料金に設定しているところも多い。前方列は早く降機でき、入国列に早く並ぶことができるからである。時間節約料と考えると安いかも知れないが、入国の列は並ぶ前から混んでいることもあるので、割高な指定料金を払うかどうかは微妙なところだ。


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前の列も当然空いているので、誰の頭も見えないところがいい。風景が乱雑なのはご愛敬である。


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こんな風に荷物とカメラを置いておくこともできる。隣に人がいれば荷物は全部足元に置いておかないといけないので、こうやって荷物を隣の席に置いて足元を広くできるのは非常に快適である。


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肘掛を上げれば、フルフラットベッドの出来上がりだ。LCCでもガラガラならば一列丸ごと使ってフルフラットベッドにすることだってできる。チャイナエア(中華航空)のビジネスクラスに乗れば台北往復で8~10万円くらいするため、その1/4の値段(往復で2万3千円)でこのくつろぎ感は儲けもんである。

フルサービスキャリアにのればエコノミーだってそれなりの料金を取られる。混雑しているフルサービスキャリアかガラガラのLCCで一列丸ごと使うのか、それは圧倒的に後者であろう。ただ、空席状況は運次第なので、自分の力ではどうすることも出来ない。LCCで空いていたら儲けもんくらいの気持ちでいるのがいいのかも知れない。


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3席では完全に足を伸ばすことはできないものの、とてもくつろげる空間である。飛行時間が3時間半あるのでずっと座っているはやはりしんどい。「ゴロン」と横になれるだけで随分と体が楽になる。


「座席指定料を払っているんだから、3席も占領しちゃいかんでしょ」とも言われそうであるが、そこはあくまでグレーゾーンだ。座席指定料を払っていない乗客だって隣が空席だったら荷物とか置くだろう。だから僕が1列丸ごと占領したって大した問題ではないと僕は思っている。

実際、クルーに注意されると思った。というのも、ピーチで座席を変わったら注意されたという人を聞いたことがあるからだ。ピーチは窓側席と通路側の席の料金が違う。それで注意をされたと思われるが、座席によって料金が違うLCCのことなので、たとえ同じ料金の座席に移ったとしても杓子定規にダメと言われると思った。

僕は今回食事を予約していたので、クルーに座席を変わることを告げなければいけなかった。座席番号で食事を持ってきてくれるからである。なので座席を変わる時、「24Aだけど、ここに変わるので食事よろしく」とクルーに伝えた。そしたらすんなり「OK」が出た。

「なんだ。席変わっても文句言われないんだ」と安心した。タイガーエアではクルー公認で座席移動が可能である。さすがに自分が指定した以上の料金の座席に移動した場合は注意されるかも知れないが…。座席移動は同じ料金の座席に限るのが暗黙のルールだ。


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外を見ると虎柄のウィングレットが青空に映える。


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左旋回をしてウィングレットがやや上を向いた。水平状態ではやや白みがかった青色しか背景にできないが、上を向いたときには深い青の背景になる。画像調整なしでこの青さは素晴らしいだろう。


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外を眺めていたら黄色い飛行機が近づいてくるのが見えた。同じ方向に飛んでいるので、徐々にこちらに寄ってくる感じだ。望遠レンズで覗くとVanilla(バニラ)のA320だった。黄色い飛行機と言えばバニラかスクート、もしくはエア香港くらいである。ややピントが甘いものの、やはり空撮は興奮する。

LCCだからと思って身構えていたけれど、乗ってみればかなり快適なフライトである。

まだまだ続く。

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