エアアジアは安いのか。

Category : エアアジア
今日、エアアジア・ジャパンの運賃が発表された。
ジェットスター・ジャパンと完全に競合する路線のため、
早速ジェットスターの運賃と比べてみたい。
(この記事のアップ後にジェットスターの値下げを知ったため、これは値下げ前の価格です。)

エアアジア・ジャパン    ジェットスター・ジャパン
成田-新千歳:4580円   4590円 (+10円)
成田-福岡:  5180円   5590円 (+410円)
成田-那覇:  6680円   6990円 (+310円)

と、エアアジアがジェットスターを下回る運賃を打ち出してきた。
先日4/20の記事(こちら)では、ジェットスターの最低価格保証は、
「競合他社に対し競争するのはやめましょう」というメッセージだと書いたが、
さすがにエアアジアは後発とあって、「裏切り」という行動を取ってきた。
インパクトを持って市場に受け入れられるためには、
自分たちが最低価格にならなければいけないと思ったのだろう。
囚人のジレンマ問題の最適行動である「協調」は作用しなかったというわけだ。

しかしエアアジアのやり方は、それはそれで正しいやり方である。
一度は「裏切り」の行動を取らないと、競争しているというメッセージを伝えられないからだ。
挑戦者が戦わずして負けを宣言することなどあるだろうか。
だから一度相手を負かすことによって、自分たちの存在を世に知らしめたのである。

今後予想されるのはジェットスターが再度値下げをしてきて、
価格下落が止まるという展開である。
相手の裏切りには一回のみの裏切りで返して、その後協調すれば、
結局は協調に戻れるところが囚人のジレンマ問題の素晴らしいところである。
相手を負かし続ける必要はなく、今後また仲良く手を取り合って生きていけばよいのだ。
(ジェットスターは同日夜、新千歳を4490円、福岡間を5090円、那覇を6590円に値下げ。)

これで3社揃い踏みをしたので、価格競争は落ち着くはずだ。
東京から札幌までは4千円台半ば、福岡までは5千円台前半、沖縄までは6千円台後半、
といったところで、日本のLCCの運賃は居心地の良いところを見つけた。
今後はキャンペーンでの戦いになるものと予想されるが、
どんなキャンペーンを打ち出してくるか、こちらも楽しみである。


さて、キャンペーンと言えば、
今日のエアアジアでも「5円」という就航記念運賃が発表となった。
ピーチは250円、ジェットスターは1円、エアアジアは5円、
という就航記念運賃が並んだわけである。

実はこのまま比較してはいけなくて、手数料を含める必要がある。
それを含めると、ピーチは250円、ジェットスターが201円、エアアジアが155円となる。
手数料を含めないと、一見ジェットスターが一番安いように見えるが、
手数料を含めると、実はエアアジアが一番安い。
なるほど、就航記念運賃は就航順になっているわけだ。


後発になればなるほど安くしなければ受け入れてもらえない。
だからエアアジアは安い。
これが今日分かった最も重要なことだ。
そしてもう一つ分かったことは、
新しい挑戦者が登場すると、必ず一度だけ運賃が下がるということだ。


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今日、エアアジア・ジャパンの運賃が発表された。ジェットスター・ジャパンと完全に競合する路線のため、早速ジェットスターの運賃と比べてみたい。エアアジア・ジャパン    ジェットスター・ジャパン成田-新千歳:4580円   4590円 (+10円)成田-福岡:  5180?...
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