なかなか沈まぬ太陽

Category : その他
前回の記事に、
『夕方の便は「もしかしたら上空で綺麗な夕焼けが見えるかも知れない」と期待して乗ることが多い。』
と書いた。
じゃあ本当に見えるかどうか計算してみればよいではないか。

何を計算したかと言うと、「上空での日の入りは地上より何分遅れるか」だ。
地上で太陽が沈んでしまったとしても、上空ではまだ沈んでいないというのはよくある話。
もしかしたら地上では既に終わってしまった日の入りを、上空から眺められるかも知れない。
そんな思いからエクセルを叩いてみた。

計算式は省略して、早速計算結果。
その前に計算条件だけサラリと。
この計算では、地球半径は6378137mを使用し、地球は楕円体ではなく真球であると仮定した。
また、大気による屈折等は考慮せず純粋な幾何学により求めた。
もちろん山などの凹凸は考慮していない。

Alt_timeoffset.png

縦軸に高度、横軸に時間を取っている。
20000ftまで上昇すると日の入りは10分遅れる計算になる。

このグラフから面白いことが分かる。
飛行機が離陸する瞬間に陽が沈んだとしても、離陸をすればまた太陽が昇ってくることになるのだ。
平均昇降率3000fpmで上昇すると20000ftまでは6~7分で到達する。
そして20000ftに到達すれば、また3~4分後に日の入りを見られるわけである。

逆に日の出はこのグラフに示した時間分、上空では早くなる。
例えば20000ft上空では地上よりも10分日の出が早い。
日の出間際の出発便では、地上でまだ日の出を迎えていなくても、
離陸したら急に日の出を迎えてしまった、なんてことにもなり兼ねないので注意が必要だ。

機窓撮影の参考にでもなれば幸いである。


20121019-01.jpg
(全然関係ないが、ANA787北京初便の復路にて機窓から撮影した夕陽。)


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