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787の報道について

Category : Boeing787
昨年度、ANAが787を世界で初めて飛ばした時の様子だ。

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2011年10月26日、商業運航初便。成田にて。


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2011年11月1日、国内線初便。羽田にて。


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2012年1月14日、国際線初便。北京にて。

こんな風に祝福されて就航した787も全機が地上に。
飛行機なのに飛べないなんて、787もさぞかしもどかしい思いをしていることだろう。

しかし今回飛行停止にした措置は正しい。
当初、メディアは787を叩きすぎだと思っていたが、
煙が出た、燃えたとなったら、絶対に飛ばさない方が良い。
火災は飛行機にとって致命傷だからだ。
死者が出てからでは遅い。
まずは徹底的に原因を調べるべきである。

そこまではテレビや新聞と同じ意見。
ただ、テレビや新聞の報道の仕方には疑問を感じている。

比較的中立で穏健だと思っているNHKの報道がアレである。
「凄い勢いで降下し始めたので墜落すると思った…」だの、
「新聞がテーブルから落ちるくらいの角度で急降下して…」だの、
素人極まりない乗客のコメントを前面に出した、恐怖感をあおるだけの報道である。

緊急着陸の恐怖を伝えたいのは分かるが、
787が勝手に急降下を始めたような印象を与える間違った伝え方には目を覆いたくなる。

どこかのスポーツ新聞ならまだしも日経新聞までが、
「787緊急着陸『ふわっと浮いた』」というタイトルの記事を書いている。
ふわっと浮いたことが何か問題なのだろうか。
すぐに降りなければいけないない状態だったから、ふわっと浮いたのだ。

異臭を感じたので機長はとっさに緊急着陸を決断し、機体を急降下させただけだ。
緊急時の手順を忠実に行っただけである。
機内アナウンスなど二の次である。
本当に墜落するのと、墜落するかもしれない恐怖を味わうだけなのと
どちらがマシか考えて欲しい。

むしろ機長の英断を賞賛すべきである。
高松空港で脱出用シュートを展開させた場所を見て欲しい。
滑走路も誘導路もふさがない絶妙な位置で出している。
アレを出したら大ごとになることを承知の上で、
乗客の安全と社会的責任を考えやったのだ。
それも一番迷惑が掛からない場所でだ。
パイロットの高い判断力には本当に脱帽する。

ANAは記者会見で謝罪をするのではなく、
「我々は優秀なパイロットの判断で大事故を未然に防いだのです。」
と胸を張って言ってもよい気がする。
まるでANAやJALが悪いことをしたかような報道もあって、
我々ヒコーキ好きとしては胸が痛む思いである。

あの的を得ていない報道は一体何なのか。

ニュースを見るとき、新聞を読むときには本当に気を付けなければならない。
自分の得意とする分野のニュースを見ると突っ込みどころが満載ということは、
きっと自分が不得意な分野でも、突っ込みどころが満載なはずである。
しかし我々はそれに気付くことなく、報道を真に受けている。
これほど危ないことがあるだろうか。

本当にそうなのか?言っていることは正しいのか?
常に疑いの目を向けながら、自分の頭で考えなければ正しい情報は得られない。
「報道をまともに信じちゃいけない。」
そんな思いを強くする一連の787の報道であった。


20130118_06.jpg
787が再び世界の空を舞う日を、僕は心待ちにしている。


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