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仕切り直し!デルタ航空搭乗記(成田-デトロイト)その1

Category : 海外旅行
DL630便は成田発デトロイト行きとなった。
同じ便名で中部発デトロイト行きが成田発デトロイト行きになるなんて、
出発前には思いもよらなかった出来事である。


DL630-AGAIN-01.jpg
せわしなくターンアラウンドが続けられる747-400。
ミールは同じものを入れ替えるだけなのか、それとも新しいヤツなのか。
荷物はコンテナごと持ってきて入れ替えるのか。
色々なことが気になったが、ずっと見ているわけにはいかなかったので詳細は不明のままだ。


DL630-AGAIN-02.jpg
さぁ搭乗の時刻だ。
かなり遅れるだろうと思っていた僕の予測は見事に裏切られ、18時前には搭乗が始まった。


DL630-AGAIN-03.jpg
エコノミーコンフォートでもやはり狭い。

座席は当然、緊急着陸する前と同じ番号の席だ。
同じコンフィギュレーションの飛行機を持ってきているのだから当然である。
成田に戻った理由はまさにそこにある。

ここで座席が変更になると言われたら恐らく大揉めに揉めていただろう。
僕としては自分の座席は変わらなくてもいいので、
トナリの人だけ変えて欲しかったのであるが…。

実は実は、、。
僕の隣の席に来たのはファットマン。
もの凄いファットマン。

僕は中部出発前からこの事態だけを恐れていたのだ。

長距離路線のエコノミーでは通路側は必須だ。
しかし通路側であることを選べても隣に誰が来るかは選べない。
だから日本人の気の弱そうなオバちゃんが来ることだけを望んでいたのだが、
なんとなんと、メチャクチャ太ったアメリカ人が来てしまったのである。

当然のことながら、僕の左側の肘掛は完全に占領されている。
しかも腰回りの肉が多すぎて、肘掛が僕の方に10度くらい傾いている。
そして腕が10cmほど常に僕のテリトリーに入り込んでくるし、
足だって当然の僕の占有スペースに入ってくる。

中部出発前から最悪の気分だった。
「これで12時間、本当に耐えられるのか?」
僕は気の遠くなるような思いでTime to Destinationを眺めていた。

しかし僕は何とか気分を切り替えよう画策していた。
ファットマンが、モニターの使用言語を日本語から英語に切り替えられなくて、
幸いなことに僕に聞いてきたことをきっかけに会話が弾んだ。

彼はとある工機メーカーのセールスマンをやっていて、
日本に1週間滞在しアメリカに帰るところだと言っていた。
その工機とはロケットを作る工機。
僕は航空宇宙には明るい(と思っている)から、願ってもないネタが降ってきたわけだ。

彼はアラバマ州のハッツビルに帰るところらしかった。
機内誌がたまたまアラバマの特集だったから、
ハッツビルの説明をたくさんしてくれた。
僕も機内誌の記事を読んだ。

恥ずかしながら僕は、あのサターンロケットがハッツビルで作られたことを知らなかった。
彼のお父さんはなんと、
サターンロケットに物理学の分野から開発に携わった人だそうだ。
ただ、僕はロケットよりも飛行機に詳しいので、
なかなか話を広げることができず残念だった。

隣の人と話をすると少し雰囲気が和らぐ。
なんとなく過ごし易くなる。
隣がファットマンでも別にいいかな?
最初とは打って変わって、僕はそんな気持ちになれた。

そんなシチュエーションで中部を出発後3時間で成田に緊急着陸。
そこから仕切り直して12時間でデトロイト到着となる。
いくら気分が楽になろうとも、これを苦行と呼ばずに何と呼ぶのか。



成田空港からは18時45分頃離陸した。
到着予定時刻は現地時刻の17時過ぎだ。
中部からと成田からを比べると、成田からの方が30分程度飛行時間は短くなるが、
僕にとって11時間半も12時間も同じだった。

ベルトサインが消えると早速ご飯の時間となった。
いつもなら、メニューを見ながらどれに使用か悩むところだが、
「ビーフオアチキン?」の一言で済ませられるのがエコノミークラスの辛い所である。


DL630-AGAIN-06.jpg
「チキンプリーズ。」と一言だけ言うとこれが出てくるのは何とも合理的。
英会話にエネルギーを使わなくて済むという観点からも大変エコノミーである。

「そう言えばエコノミークラスってこんな風だったなぁ」と懐かしさすら覚えたのだが、
実は去年の10月29日、スクートで台湾に行ったとき、
帰りにチャイナエアのエコノミークラスに乗っている。
だから懐かしくも何ともないのだが、長距離路線としては本当に久しぶりだった。

最後に5~6時間以上を飛行する中長距離国際線のエコノミークラスに乗ったのはいつだろう?
思い出せば2006年初、世界一周航空券の旅程がバンコクで終了し、
その帰りに乗ったバンコクから中部へ帰る便が最後だ。
それ以来、極力エコノミークラスを避け、ビジネスクラスに乗ってきた。
贅沢言ってはいけないが、そんなビジネスクラス症候群の僕にはこのご飯は正直萎えた。


DL630-AGAIN-07.jpg
飛行機は太平洋に飛び出した。

僕はあと10時間、この747-400という名の生命維持装置に体を預け、
黙って座っているしかなくなったわけだ。

つづく。


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