観光立国ニッポンを憂う。

Category : 国内旅行
そう言えばのお話。

例の大人のリゾートホテル「水の謌」のロビーでスマホをいじっていたら、
香港からの客と思われる老夫婦に話しかけられた。
「(iPadを持って)どうやってホテルの無料Wifiに接続したらよいのか?」と。

その時間、ロビーはやたらと外国語(多分、広東語と英語)が飛び交っていて、
さながら中国旅行にでも来たかのようであった。
香港からの客が一堂にロビーに集っていたのだ。

「水の謌」はどうやら香港からの宿泊客が多いらしい。
レストランでも、かなりの数の香港人と思われる人たちを見かけた。

そんなに香港から北海道を訪れる客は多いのか?

ということで、新千歳空港で撮った東アジア系エアラインから
北海道を訪れる外国人客の実態に迫ってみたい。


2013JUL-CTS-03.jpg
例の香港からの乗客は何と747-400に乗って来ているらしい。


2013JUL-CTS-01.jpg
大韓航空はトリプルセブン200だ。
747ではないにせよ、充分に大きい。


2013JUL-CTS-02.jpg
台湾からのエバーはトリプルセブン300。


2013JUL-CTS-04.jpg
もう一つ台湾からのチャイナエアは747-400である。

と、ここであることに気が付いた。
どのエアラインも皆、そのエアラインの保有する1、2のキャパシティを持つ機材で運航しているのだ。
それだけの需要があるということを意味している。

そしてもう一つ。
香港もマーケットとしては大きいが、一番大きいのは台湾なのではないかということ。
エバーとチャイナエアの2社が運航しているし、
キャパシティー面でもそのエアラインの最高クラスを誇る機材を使ってきている。

ということで、早速結論。
あまりナウいデータではないが、傾向は掴めるということで採用した。

foreigner.png

予想通り台湾のエアライン2社が就航しているだけのことはあって、
北海道を訪れる外国人の国籍では、台湾が最も多いらしい。

このデータは3年前のものであるが、
最近では円安傾向も手伝って、もっと多くの外国人が訪れていることだろう。


さて、ここで。
僕は「水の謌」で日本の解決すべき課題を見つけてしまった。
iPadでのWifi接続の仕方を僕に聞かないといけない「ソフト面の弱さ」だ。
どうやらそのiPadは「水の謌」で借りたものらしい。
スタッフの能力に問題があることをよく表していた。

外国人が日本を旅行する上で何が問題かって、それは言葉の壁である。
日本では外国語が通じなさすぎるのだ。
人々が日本語以外をしゃべれないのはまだカワイイもんだ。
しゃべれないならば書けばいいのに、
レストランでは外国語で書かれたメニューすら見たことがない。
普通に食事に行って英語や中国語が併記されたメニューを見たことがあるか?
多分ほとんどないだろう。

僕がフランスに行ったときに感じた「フランス語表記しかない」
という不満はきっと訪日外国人にも当てはまることだ。
以下の過去記事の中で、僕が感じたフランスでの不満を書いた。

過去記事(2013年05月01日) → 観光大国フランスってどうなのよ


日本に外国人が来ると、恐らく同じ状況に陥るんだろうなということは容易に想像がつく。
いや、外国人が日本を訪れると、
僕らがフランスを訪れる以上に言葉の壁にぶち当たるんだろうなぁと思う。
ひらがな、カタカナ、漢字が入り乱れる文化は、
たとえ漢字圏の人々にとってもかなり難しく感じることだろう。
観光立国を目指す日本では、日本語以外他の言語の充実が急務なのだ。

英語教育が叫ばれている昨今、上のデータを見てしまうと、
「本当は必要なのは中国語や韓国語では?」なんてことも思ってしまうが、
日本を含め、海外を訪れる中国人や韓国人は(香港人は英語が話せる)、
多少なりとも英語が話せるはずであるので、
まずは英語で勝負するのが妥当な線なのだろう。

最近流行りの英語教育は、
「日本人が世界に出ていくために行う」
というのが第一の目的であると思われるが、
その英語教育は、観光立国を目指す日本が、
特に日本国内での日本人のスキルを上げることにも役立てられるのではないかと、
少し期待を持ってしまう。

まもなく決まるオリンピックの開催地が日本になることで、
少しでも外国人にフレンドリーな日本になって欲しいと願うばかりだ。


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