とりとめもない搭乗記【ANA那覇-中部】

Category : 国内旅行
僕は仕事が終わったらサッサと家に帰るタイプの人間だ。
「せっかく沖縄に来たのだから観光していけばいいのに。」
そんな言葉は単なるお節介にしか聞こえない。

バニラエアが10時05分に着くから、11時45分発の中部行きに乗るのが一番効率がいい。
当然僕はその便を予約しておいた。


バニラエアの到着が定刻より少し遅れた。
ブログを早く更新しないといけないという使命感から、
かなり焦って那覇空港のLCCターミナルを出たのだが、
保安検査場で出てくるレシートに「13時20分」と印字されて出てきたのを見て落胆した。

1時間半もディレイしていたのだ。
ラウンジに入って事情を聞くと「使用機到着遅れ」とのこと。


2013DEC-NH302-00.jpg
それで、もらったのがコレ。
1000円のバウチャーである。

「レストランででも売店でもお使い頂けます。」

最初は売店でお土産でも買って帰ろうかと思ったのだが、
昼ご飯を食べるチャンスがないことに気付き一旦制限エリア外に出た。

この日はバニラエアに何人も知り合いが乗っていた。
とある友人に電話をするとA&Wにいるとのことだったのですぐに合流した。
実は僕もA&Wが食べたかったのだ。

久々に初便後の時間をゆっくり過ごした気がする。
いつも駆け足、常に時間に追われている。
「○○さん、いつもラウンジに消えちゃいますもんねぇ。」
と言われハッと我に返った。

オレは何を生き急いでいるんだ。
もっとゆったりとした時間を過ごせないものか。

少し考えさせられる言葉だった。


友人と別れ再びラウンジに戻ると遅れが2時間に広がっていた。
11時45分発の飛行機ならばとっくに中部に到着している時間なのに僕はまだ那覇にいる。
早く家に帰る予定が何たることか。


2013DEC-NH302-01.jpg
待ちに待った搭乗の時間。
ゲートは38A。
階段で1階に降りての搭乗だ。
つまりバスで移動と言うことになる。


2013DEC-NH302-02.jpg
このとき、「この飛行機は確実に到着遅れではない」と悟った。
使用機到着遅れと言っているが、前の便が遅れているわけではなく、
きっとフェリーで持ってきたのだと思った。
(到着遅れに変わりはないが…。)
もし乗客を乗せてきたのならばボーディングブリッジに着くからである。


2013DEC-NH302-03.jpg
間違いなく、これはフェリーフライトだ。

調べていないから証拠はないが、何らかの事情で那覇に飛んでこられなくなり、
別のところからA320を那覇に持ってきたのだと僕は確信した。
そんなところに突っ込んでも仕方がないので、僕は黙って出発を待った。


2013DEC-NH302-04.jpg
那覇空港は北風、RWYは36である。
と言うことは「恐怖の1000ftレベルオフがある」と喜んでいたら、普通に上昇して行ってしまった。
きっとリストリクションキャンセルでそのまま上がれたのだろう。
たまにはそういうこともあるのだと、また一つ勉強になった。


2013DEC-NH302-05.jpg
航路上は雲が多め。
実はこういうときは雲が多めの方が助かる。
何故ならばブログの下書きがはかどるからである。

僕は機内でバニラエア初便の搭乗記の続きを書いていた。
機窓の景色が移り変わるとそちらに気を取られていて仕事の効率が落ちる。
「世の中に絶えて桜のなかりせば、春の心はのどけからまし」状態だと思った。

機長から放送が入った。

「遅れておりますため、取り得る最大の巡航速度で飛行致します。」

頑張ってくれているのだと思った。
通常、航空機はECON(イーコン)スピードと言って、FMCが計算するECONomyな速度で飛行する。
しかしこういう遅れているときはそのイーコンスピードを守らずに飛行するのだ。

燃費は犠牲になるが、時間は節約できる。
きっと機長はそのように飛行してくれたのだろう。
周りのトラフィックの状況を見ながら、
ダイレクトゥ(経路のショートカット)等も実践してくれたに違いない。
そんな頼もしい一面が見られたことは乗客として純粋に嬉しかった。


2013DEC-NH302-06.jpg
伊勢市上空を通過し伊勢湾に抜ける。


2013DEC-NH302-07.jpg
到着時刻は4時過ぎ。
劇的とは言わないまでも綺麗な西日に出会った。


2013DEC-NH302-08.jpg
本当は13時20分着だった飛行機は、結局2時間半以上遅れてセントレアに到着した。


2013DEC-NH302-09.jpg
もう日が暮れようとしていた。

どんなに朝早く家を出ても帰りはこの時間。
夕暮れどきの少し寂しいセントレアの風景が、僕は大好きである。

僕はこの日また一つ初便(バニラエア)を経験し、歴史の一幕を目に焼き付けて戻ってきたわけだ。
安堵感とともに感じる爽快感。
いつも初便に乗って中部に帰るとガッツポーズをしたい気分になる。

「長い一日だったぜ。」とダッシュエイトに声を掛けると、
「おかえりなさい。お疲れ様。」
そんな優しい言葉が返って来た。(←頭おかしい)


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