遅れまいとラウンジを出ると、大体便が遅れてゲート前で待たされる羽目になる。
遅れてラウンジを出ると、大体ボーディングが始まっていて優先搭乗で乗れない羽目になる。
今回は前者だ。
スカイマークA330初便を終えた後、僕は11時発のANA中部行きでトンボ帰りだ。
今回の福岡滞在は、時刻表上1時間25分。
実際には1時間程度しかないため、初便の到着が遅れるとヤバいと心配していた。
不安は的中し、到着したのはほぼ10時。
約20分遅れでの到着である。
次の便までは時刻表上1時間しかない。
それでも無事に10時20分にはブログを更新できた。
最近では随分と慣れてきたと思う。
僕のレポートを今か今かと待っている人がいる気がして、
到着後すぐにレポートアップしないと気が済まないのだ。
当日はブログ開設以来のページビューを獲得した。
多くの人達に見てもらっていることを僕は本当に嬉しく思う。
ブログを更新したらあとは帰るだけ。
それ以外にミッションはない。
美味しい博多メシを食べることもなければ、友人に会うこともない。
目的だけを果たして帰るのが最もスマートだと思っている。
(ホントはゆっくりしたいよ!)

中部行きの機材は737-700だ。
グリーンシートという素晴らしいプロダクトを経験した後だったのもあり、
いつも以上にテンションが上がらなかった。

ゲート前に一流の男達が列を作る。
遅れるとゲート前で待つ時間が増えるから何となく気恥ずかしい。
早く乗り込みたいと思っているが、せっかちなヤツだとは思われたくないのだ。

元々通路側の21Hを指定していたが、
一番後ろの席が1列丸ごと空いていたので、ベルトサイン消灯後にすぐにそちらに移った。
隣に誰も居ない最後尾の席は非常に落ち着く。

さて、一流の男がいつも楽しみにしているブックレットを開いてみる。

なるほどなるほど、と読んではみるものの300円のお菓子には手が出ない。

今月のスープ(毎月変わるわけではない)はボルシチ風スープ。
ちょうど昼食どきだったため僕は迷わず購入した。
買って行ったサンドイッチと一緒に食べるためだ。
離陸前に注文しておくと時間的なロスがない。
ベルトサイン消灯後に優先的に持ってきてくれるため、手早く昼食を終えることが出来る。
一流の男は、写真整理をしたり、次の記事を書いたりと機内でも忙しいのだ。
家に帰ったらパパにならないといけないという事情もある。
おっと、一流の男は家庭のにおいを出さないのであった・・・。

スープストックトーキョーのボルシチを想像すると外す。
あくまでもこれは「風」である。
肉がゴロゴロしているボルシチではないので注意したい。
しかしデミグラスソースに若干のハーブが効いたスープは、
誰が飲んでも美味しいと感じるはず。
「風」でも充分にボルシチを食べている気にさせられるスープである。
★3つのところに★2つは付けたい。

こちらはこの路線では搭載のないスープ。
非常に気になる。
新作は必ず試したいが、搭載していないのなら諦めるしかない。

機内販売を購入するとAKBのANA制服マグネットがもらえる。
AKBマニア垂涎のオマケだ。
AKBがANAの制服を着てるんだぞ!
しかし、僕はAKBのことを何も知らない。
袋を破ると大島優子が出たが、
そこに名前が書いてあって初めて大島優子だと認識できた。
僕のAKBの知識はヤバいくらい少ない。
大島優子とか前田敦子とか名前くらいは知っているが、
顔と名前の照合が全くできないのである。

こんな機内販売も増えた。
ANAはAKBのグッズ販売で一儲けしようとしている。
でも大の大人が、機内でCAの制服を着たAKBグッズを買うのって結構勇気要らないか?
まぁ通販でも買えるから、宣伝だけでも効果的なのだろう。
男性目線で見るとどうもイヤラしさを感じてしまうが、
AKBには若年女子のファン層も多いと聞くから、
一概にそう決めつけてしまうも良くないのかも知れない。

実は僕は到着して欲しくないと思っている。
飛行機に乗っている間は、無邪気なヒコーキ少年なのだ。
脚が着くまで、どうかヒコーキの夢を見させていて欲しい。
おいおい、一流の男が少年かよ。違う。
一流の男と少年は紙一重だ。
無邪気に趣味に没頭できる少年は、裏を返せば、
真剣に趣味に打ち込む一流の男なのだ。
少年のように趣味を楽しむ。それが一流の男の趣味への姿勢である。
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