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幻のソニッククルーザーは類稀なる乗客目線の機体だった

Category : その他
デルタ747を惜しむ記事を書いたら、一つ言いたいことができたので
デルタ747の搭乗記に移る前に書いておきたい。

ボーイングが787 (当時7E7)を出す前に、
ソニッククルーザーという名前のヘンテコリンな機体があったのを覚えているだろうか。
今となってはあのソニッククルーザーは本当に理にかなったコンセプト機だったように思う。

20140SEP_soniccruiser.jpg
これがそのソニッククルーザー。

当時、ソニッククルーザーで何が良くなるかと言うと、
「12時間の飛行時間が10時間になって長距離の移動が快適になる」というものだった。
確かにマッハ数を0.1増やすことができれば、10%強の時間短縮が可能になり、
12時間の所要時間を10時間台の所要時間に短縮することができる。

当時僕はそんな長距離路線に頻繁に乗ったことがなかったから、
「どうせ10時間も12時間も違わないよ。」くらいにしか考えていなかったのだが、
今考えてみると、乗客の真のニーズをよくとらえていたなぁと感心させられる。
僅かに見える0.1の差に乗客への気遣いが詰まっていたのである。

10時間以上のフライト、特にエコノミークラスで長距離路線に乗ると、
1時間でもいいから所要時間を短縮して欲しと思わされる。
デルタの中部-デトロイト線に乗った後に、フィンエアーの中部-ヘルシンキ線に乗ると、
いかにフィンエアーが楽かと言うことが良く分かるのだ。
12時間と10時間の差は本当に大きい。
(そのフィンエアーが「欧州へ最短最速」というキャッチコピーを出して勝負しているのも非常に的確。)

所要時間の短縮よりも燃費性能がエアラインの関心ごとになり、
ソニッククルーザーの計画は消え去ってまったが、
僕の個人的な見解では、ソニッククルーザーのコンセプトは間違っていなかったと思う。
同じようなコンセプト機の復活を是非とも願いたいものだ。

ソニッククルーザーの巡航速度はマッハ0.95~.098で、音速を超えない遷音速機であったが、
何も遷音速機で収まる必要はなく超音速機で全然構わない。
マッハ2、いやそれ以上で飛べることに越したことはないのだ。

いつになったら超音速機の時代が来るのだろう。
航空機メーカーはエアラインという一次顧客だけではなく、
乗客という2次顧客までちゃんと見てコンセプト設計をして欲しいものである。

何となく自分に対するアイロニック(皮肉)な結論になってしまったが、
次に航空機メーカーが目指すのはスーパーソニック(超音速)機ではないだろうか。


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