噴煙を上げる御嶽山の真横を降下【デルタ747搭乗記】

Category : デルタ航空
到着まで2時間を切った。北海道に上陸した。


2014OCT-DTW-NGO-41.jpg
札幌を過ぎると真ん中にぽっこりと島が浮かぶ洞爺湖が見えた。右手には蝦夷富士こと羊蹄山、実に美しかった。


2014OCT-DTW-NGO-42.jpg
外は真っ赤な夕焼けだ。出発地アメリカの時刻は早朝のため、何だか朝日にも見えてしまうが、アメリカ出発時からずっと沈まなかった太陽が今沈もうとしているのだ。分かっているつもりでも、何だか頭が混乱してくる。


2014OCT-DTW-NGO-43.jpg
9月27日に突然噴火した御嶽山が見えた。こんな至近距離を通るなんて思ってもいなかったので正直驚いた。僕はすぐ下に見える御嶽山にくぎ付けになった。

この日は10月半ば。噴火後3週間が経とうとしていたが、まだ噴煙を上げていた。何故あの日、あの時間に噴火したのだろう、と僕はずっと疑問を持っている。疑問というか、「なんてタイミングが悪かったんだろう」という嘆きたくなるような気持ちだ。

人々が最も山に集まる時刻が土曜日の昼、そして紅葉が一番綺麗な季節。もし夕方に噴火すれば、誰も山頂にはいなかっただろうから、きっと被害は最小限に抑えられたはずだ。夜でもいいし朝でもいい。せめて平日ならばもう少し人が少なかっただろう。何故休日の、昼の、最も人の集まる時間に噴火してしまったのだろうか。

実は僕も過去に一度御嶽山に上ったことがある。確か小学生のころ、今は亡きじいちゃんと登った。山小屋で一泊して翌朝登ったことを今でも良く覚えている。山頂から見る景色は本当に美しかった。3000m級の山から見る景色は、本当に、本当に、美しいのだ。

そんな美しい山があの日あの時間、突然牙をむいた。なんてひどい仕打ちなのだろう。山頂にいた人がどんな悪いことをしたというのか。たまたま居合わせただけの人がたくさん犠牲になった。美しく寡黙な大自然はときに豹変し、無差別に命を奪うモンスターになることを忘れてはいけない。

噴煙を観ながら、ただただ沈黙するだけだった。


いつも見て頂きありがとうございます。
↓ポチっと押すとランキングに一票入ります。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ
にほんブログ村
スポンサーサイト









Comment

非公開コメント

サイト内検索
イケてる航空旅行研究所内の記事を検索できます。
カスタム検索
プロフィール

航空ブロガー

Author:航空ブロガー

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
Google+
GoogleAnalytics
サイト内検索
イケてる航空旅行研究所内の記事を検索できます。
カスタム検索