起きたところで少し窓を開けてみた。機内は真っ暗、そこにサーッと光が入ってくる。周囲は何事だと思ったに違いない。だけど僕は到着3時間くらい前になったら、外の光を入れるべきだと思っている。何となく体がずっと夜だと思っている気がするのだ。光を浴びて外を見ないと体が現地時刻に合わせようとしてくれない。到着が近づき一旦起きてしまったら、明るい機内で過ごす方が絶対に体にいいはずである。

ほんの数センチ開けて写真を撮った。着氷しているところにピントが合った。

朝ごはんのメニュー。オムレツかシリアルか焼きそばだ。ここは体にやさしいシリアルにしよう。

シリアルで正解。適切な量でお腹にもちょうどよかった。

窓全開。やっと明るい光がキャビンに戻ってきた。
何で飛行機では機内食が終わるとすぐに窓を閉めて到着1時間くらい前まで開けないのだろうか。もちろん開ける人はいるのだがすぐに閉めてしまって、そのまま開けてくれていれば皆マネして開け出すのに、ともどかしい思いをしたりする。到着前、降下を始めるとやっと窓を開け始める。
ささやかな抵抗ではないが、僕は最初遠慮がちに少し開け、徐々に徐々に開けていくことをよくやる。そうすると少しずつ周りが明け始めるのだ。機内が暗いと「鬱」っぽくなって気が滅入る。もっと早く窓を開けて気分を上げて行こうではないか。

一番前の列の人が窓を開けている。ほら、みんな、もっと窓を開けて。
ディセントを開始するとググっと体が前のめりになるのが分かる。

恐らくミネアポリス市街。高層ビル群が遠くに見えた。

一度も旋回せず、スーっと真っ直ぐ降りていく。

着陸すると左手にデルタが沢山いるターミナルビルが見えた。何となく古臭いターミナルに見えた。

A330が隣にいるゲートにスポットイン。

写真を撮っていたら結構な勢いで怒られた。「ノーフォトグラフヒア!!!」しかも日本人のデルタ係員に。ターミナルビルの反対側に米軍の基地が見えたからそれが理由かも知れない。「日本語で言ってくんない?」と食ってかかろうかと思ったが、格好悪いのでやめた。結局理由は分からず黙ってカメラを鞄にしまった。
さあミネアポリス空港とはどんなところなのか。やっぱり新しい空港に降りるのは楽しい。いつもデトロイトだったからとても新鮮である。
僕は入国待ちの列に並びはやる気持ちを抑えていた。
いつも見て頂きありがとうございます。
↓ポチっと押すとランキングに一票入ります。
にほんブログ村
スポンサーサイト