空港からホテルまで15万ドン!【意外にちゃんとしているベトナムのタクシー事情】

Category : 海外旅行
翌日のA350運航便のチケットを買い、数時間前までの心の動揺が収まった僕は市内に向かうため、タクシー乗り場を探した。


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タンソンニャット(Tân Sơn Nhất)国際空港は大雨が上がっていた。僕が日本人観光客っぽく見えなかったのか、「タクシー、タクシー」と声を掛けてくる人はいなかった。

タクシーはぼったくられるらしい

一応WEBで事前学習を行っていたのだが、何だかそんな雰囲気もなかった。僕がベトナム人に見えたのか、それともたまたまなのかは分からない。新興国に見られる、手で振り払わないとどうしようもないくらいのタクシー勧誘は見られなかった。少し安心した。


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ハノイで両替をしておいた。WEBの情報によると、タクシーで空港から市内までは15万ドン程度と書いてあったので、とりあえず50万ドンをクレジットカードのキャッシングで引き出した。50万ドンと言うから、どっさり札束が出てくるかと思いきや、出てきたのはこのお札1枚だけだった。

うっそ!これ一枚?

少し面食らった僕は50万ドンがいくらなのか頭の中で計算してみた。多分3000円くらいだ。正確に円に換算すると約2900円である。割ると1円=172ドンという計算になる。つまり1000円は17万2000ドンだ。そう考えると3000円弱でお札1枚というのは納得ができた。50万ドンと聞くと凄い金額のように聞こえてしまうが、ベトナムではたかだか3千円弱の価値なのである。

今から考えれば航空券の値段である523万ドンはこのお札の価値の約10倍だ。50万ドンが2900円ならば500万ドンは2万9千円。つまり523万ドン=3万円というのは容易に計算できたはずだ。しかし何せあのとき脳ミソが半分沸騰していたため、500万ドンというあまりの桁の多さに頭が真っ白になってしまったのである。

日本円もドルに比べれば0が2つ多いため、インフレしている通貨に見える。だから日本人は桁が多いお金に強いのかなと思っていたが、さらにゼロが2つも付くともうお手上げであった。

このハイパーインフレみたいな通貨一体なに?

ってな感じだ。ドルやユーロを使い慣れている人にとっては、ゼロが4~5個も多いことになり最初は混乱するに違いない。


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タクシー乗り場はすぐに分かり人が並んでいるところに僕も並んだ。タクシーは次々に来るためすぐに乗ることができた。タクシー乗り場のお兄さんに行先を伝えると、すぐにお兄さんはナンバープレートをタクシー会社の名刺にメモしその紙をくれた。「車内に忘れ物をしたらここに電話して」と言われた。なるほど、意外にちゃんとしている。これなら安心して乗れそうだ。


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タクシーはすぐに走り出した。車は非常に多い。それ以上に多いのが原付やバイクである。常にクラクションを鳴らして走る。特にバイクに対してクラクションを鳴らしながら走っていた。運転は荒いが絶妙なハンドルさばき、ブレーキさばきだ。

ちゃんとメーターも動いている。「ベトナムのタクシーはアブナイ」そう信じ込んでいた僕だが、メーターが動いていて、しかも千の単位を切り上げた数字、例えば15000ドンならば15.0といったように、適切な値段でカウントされていることを確認した。

僕のイメージでは、「タイ」のタクシーは常に交渉制である。特に空港から、空港行きのタクシーはそうだ。高い料金を吹っ掛けられて2割か3割かを値切る。それが常識だと思っていた。実際に7月に行ったタイでもそうだった。帰国日の空港までのタクシーはメーターを使ってくれず、言い値の500バーツ(2000円)を400バーツに値切った。「ベトナムはタイよりも貧しい国だからタクシーには気を付けないと」。そう思っていたので意外だった。

ホテル着。メーターは132となっていた。ゼロを3つ付けて13万2千ドンである。妥当な値段である。唯一持っている50万ドン札を手渡すと、

「お釣りがない」

と言われた。運転手の手元には札束、「それだけ持っていてホントにお釣りないの?」と疑った。

うっそ!ここで全額持っていかれる?

一瞬僕は焦ったが、ホテルのロビーで両替してくる旨を伝えると、運転手も「助かった~」と安心した様子だった。すぐに両替して戻り、15万ドン分の紙幣を渡した。「お釣りは要らない」と言うと「おおっ」っと少し意外な顔をして車に戻って行った。17万2千ドンで1000円のため、15万ドンは1000円以下である。お釣りをもらったところでたかだか100円くらいだろう。それならば運転手には気持ちよく帰ってもらった方がいい。

ベトナムのタクシーはタイよりもよっぽど信頼できると思った。実は帰りも同じだった。事前交渉はなし、メーターもちゃんと動かしてくれた。料金も行きとさほど変わらず時間が掛かった分だけ高かっただけだ。14万4千ドン。15万ドンを渡してお釣りはあげた。支払った金額で言えば同じであり、WEBの情報とも一致した。

意外にタクシーはちゃんとしている。

常にメーターを動かさずまずは交渉という姿勢のタイとは事情が全然違っていた。もちろん警戒を緩めてはいけない。ただ僕が空港で感じた雰囲気と、タクシー乗車時にちゃんと名刺に番号を書いてくれる方式(帰りにホテルでも書いてくれた)、実際に乗った感覚を総合するとやはりベトナムのタクシーはちゃんとしていると感じた。

ホテル着。A350のために奔走した長い一日は平和に終わった。


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