スポンサーサイト

Category : スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。









ベトナム航空A350はホーチミンを離陸した【胴体もエンジンもXWB】

Category : A350
僕の座席は8A。ビジネスクラスの最後列である。No.1ドアからNo.2ドアまでのAコンパートメントの一番後ろの席。No.1、No.2ドアにボーディングブリッジが取り付けられていたため、乗ったとき窓の外の視界はなかった。


VN238-31a.jpg
ドアクローズし、ボーディングブリッジが離れる。するとVietnam Airlineの「A」がブリッジの小窓の反射した。


VN238-32.jpg
やっと外が見えるようになった。隣には同じくベトナム航空のA330がいた。A330とA350は数字を見ただけでは「なんとなくシリーズ機種」に見える。例えばA330とA350の間のA340は、エンジン数を除いてA330と基本的に同じ機体だからだ。

しかしA350はA340の続きではない。A350はXWBと後ろにつくようにエキストラ(Extra)なワイドボディ(Wide Body)機なのである。これまでA300の時代から使用してきた胴体径を大きくし、全く新しい機体を作り上げた。

エキストラワイドボディはタキシーを開始した。


VN238-33.jpg
誘導路にはVietJetAir(べトジェットエア)のA320が通過待ちをしてくれていた。ベトナムに着いてからこのべトジェットエアを頻繁に見る。名前だけは聞いたことがあったが、実際に見たのは初めて。見かける頻度からして結構規模の大きいLCCのようだ。

ところでA350の窓はとてもクリア。新しいために傷一つない。という意味ではなく、787みたいに色が付いていない透明なガラスという意味である。そして窓自体も大きい。外の様子がとても良く見える。


VN238-34.jpg
こちらは旧ベトナム航空の雰囲気を漂わせたATR42だ。日本では見たことのないレアな機体が見られるのも海外空港の醍醐味である。


VN238-35.jpg
ランウェイにラインナップするかと思いきや、一つ手前の誘導路にいるA321が先に行くようである。その後すぐにランウェイにラインナップした。


VN238-36.jpg
エンジン音が唸りをあげる。このエンジンはロールスロイス社のTrent XWBというエンジンである。787のエンジンがTrent1000という数字が付いているのに対し、A350のエンジンはXWBというA350固有の記号が付けられている。このような例は珍しく、A350がとても特殊な機体であるかのようだ。A350以外には使わない専用品であることの自信のようなものだろうか。通常、同じ型のエンジンを別の機体にも搭載することの方が多い。その方がリスク分散にもなるからだ。最近の例では787のもう一つのエンジンであるGEnxが747-8にも使用されたりしている。

TrentXWBは、787のTrent1000のように「ウゥー」という低い音を立てながら回転数を上げる。その後787とは異なる少し高い音に変わって最大出力になった。「787と同じだ!」と感じた直後「やっぱり違う!」と思ったことを鮮明に覚えている。同じTrentシリーズだから同じかと思いきや、微妙に違うことに少し驚いた。

単にスタビライズ(エンジン回転数を少し上げて安定を確認する状態)から、最大出力までの時間が短かったから急に高い音に変化したように感じたのか、それともエンジン自体の機構からそういう音がするのか正直分からないが、Trent1000とは異なるエンジンのため音が違う可能性は十分にある。


VN238-37.jpg
A350はホーチミンの空に舞い上がった。ベトナムで一番大きな街、ホーチミンは大都会だ。

僕は拍手をした。もちろん機内では拍手なんて起こらないから心の中で拍手したということだ。僕が初めてA350に乗り宙を舞った瞬間だった。前日A350にフラれ、駆けずり回った後に手にしたリベンジフライトだ。以前にも書いたが、フラれると一層思いが強くなるもので、前日に普通に乗っていたら感じることの出来ないような感動があった。一度フラれて良かったかも知れない。思いが募っていた方が乗ったときのありがたみが違う。ベトナムまで来て良かった。

これで胸を張って日本に帰れる。

この旅行はデルタのマイレージを使って無償で作っているが、この区間だけは別発券。乗ればマイルが貯まるし、何せ身銭を切って乗っている。やはりそこのありがたみが全然違うのだ。


VN238-38.jpg
ぐんぐん上昇を続けるA350。音は静かだ。翼端のウイングレットもとても美しい。


VN238-39.jpg
Trent XWBは中までピカピカ。デリバリーから1か月以上たっているがまるで新品同様である。ここまで綺麗なエンジンはそうそう見られるものじゃない。


VN238-40.jpg
A350は熱帯特有の入道雲を突き破り、巡航高度の3万9000千フィートまで駆け上がるのであった。

つづく。


いつも見て頂きありがとうございます。
↓ポチっと押すとランキングに一票入ります。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ
にほんブログ村
スポンサーサイト









Comment

非公開コメント

サイト内検索
イケてる航空旅行研究所内の記事を検索できます。
カスタム検索
プロフィール

航空ブロガー

Author:航空ブロガー

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
Google+
GoogleAnalytics
サイト内検索
イケてる航空旅行研究所内の記事を検索できます。
カスタム検索
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。