空港で垣間見えたベトナム人の特性

Category : ベトナム航空
ハノイの空港では国内線ターミナルへはバスで移動するのだが、最初そのバスの乗り場が見つからなかった。仕方なくインフォメーションで聞いた。そしたらビックリ。なんとお姉さんの英語が全く聞き取れないのである。

思い出せば機内のCAさんはちゃんとした英語を話していた。多少ベトナム訛りはあるものの、非常に聞き取りやすかった。しかし空港のインフォメーションのお姉さんはヤバかった。マジでヤバかった。最初から最後まで全く聞き取れないのだから。要するに人による発音の格差が激しいのである。

きっと日本人の日本人英語もこんな風に聞こえるんだろうなと思いつつも、少し前に読んだ「英語の害毒」という本では、日本人の発音は「世界で3番目に聞き取りやすい」ということが載っていた。そう考えるとまだ我々の英語の方がマシなのか。

ベトナム人の英語は聞き取りにくい

ということが分かった。もう一度聞いて「17」という数字だけ聞き取れたので、「17番のバス乗り場かな?」と思いそこに行ってみた。


2015AUG-NGOHAN-98.jpg
とりあえず外に出るとターミナル1へのシャトルバス乗り場はまっすぐ行って左との看板がある。そのまままっすぐ行ってみよう。実は写真には既に17番乗り場が写っているのだが、「まっすぐ行って左」という表現に少し惑わされた。すぐそこにあるのに気づけないのだ。


2015AUG-NGOHAN-100.jpg
少し待ったらバスが来た。これに違いない。ここでベトナム人の凄さを目の当たりにした。

とにかく列に並ばない。

10人も待っていないのに、順番を抜かしまくりだ。そんなに急がなくても乗れると思うのだが、我先にと人を押しのけて乗り込んでいく。僕なんて前から3人目くらいだったのに、抜かされまくって乗り込んだのは最後だった。

ベトナム人はどこか中国人との共通点を持っていると思う。ベトナムと中国は隣り合った国だから実際にそういう面はあるのだろう。中国人が列にちゃんと並ばないのは世界的にも有名な話。北京オリンピック前には「ちゃんと並ぼうキャンペーン」みたいなのを国家的に開いて、国民全体のマナー向上を目指したらしい。ベトナム人も全く同で、列に並ぶという概念を全く知らない国民性である。


2015AUG-NGOHAN-99.jpg
ターミナル1と呼ばれる国内線ターミナルに着いた。写真ではあまり分からないが、ターミナル1よりも古くて薄暗いターミナルビルだった。最初エコノミークラスのカウンターに並んでしまい「何か混んでるな、おかしい」と立っているお姉さんに質問したら「ビジネスクラスはああちらです」と写真のカウンターを教えてくれた。「おぉ、やはり空いている。」

たかだか十数分の出来事だが、ベトナム人の特性が2つも分かってしまった。旅をする意義というものはこういうところにある。ちょっとした出来事から、その国の人々の国民性や特徴が分かるからだ。最近やたらとグローバル化という言葉を聞くが、「グローバル化=英語が話せるようになること」では決してない。相手の文化を即座に理解しそれに順応することもグローバル化に必要な能力である。

発音が悪いからと言って怒ってはいけない。列に並ばないからと言ってケンカするのはナンセンスだ。笑って誤魔化し、すぐに受け入れる能力こそがグローバル化に必要なものなのである。


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