海外エアラインの新機材に乗る旅はリスクを覚悟で行け!

Category : ベトナム航空
約1か月前の9月20日に、A350の運航便として成田に初就航を果たしたベトナム航空。そんなことを8月に知っていたらもしかしたら今回のベトナム旅行は計画しなかったかも知れない。

と言うのはウソだ。あの日成田に飛んできたA350は単なるタイプチェンジだからである。その後継続的にA350が成田線に投入されるとかそういう話ではない。突然タイプチェンジでやってきたA350に僕のスケジュールが合うわけがないし、来ると言っていたヤツが来ない場合だって充分有り得る。そこに照準は合わせられない。

僕が2ヶ月前に突然ベトナム行きを決行した理由は簡単である。ベトナム航空の最新鋭機A350と787に同時に乗れるからである。ベトナム航空のA350と787は期間限定でベトナム最大の国内線であるハノイ―ホーチミンに投入されている。やがてその2機種は国際線に使用されるため、きっとベトナム国内線では乗れなくなるだろうと想定した。ならば今乗っておくしかない。僕が旅行を実行した時点で、A350はカタール航空とベトナム航空でしか運航されていなかった。カタールは日本から遠すぎるがベトナムならばすぐに行ける。つまりA350に近場で乗れる大チャンスだったのである。


QR_A350.jpg
(カタール航空HPより)
僕はA350の本当の初便であるカタール航空の便に乗り損ねた。A350の商業運航初便はドーハからフランクフルトへ飛ぶ便だった。787ではあれほど意気込んで世界初の商業運航初便をゲットした僕が、同じくらい重要なA350初便に乗り損ねた。いや、乗り損ねたというよりは、あえて乗るのをやめたといった方が正しいかも知れない。それはやはりカタールが遠すぎたからである。

日本のエアラインの初便に乗る場合に比べて、外資系エアラインの初便に乗る場合は非常にリスクが高い。それは外資系エアラインについては日本で得られる情報が少ないからということと、日程が変更された場合に対応が難しくなるからである。

初便の日程は当初ビシっと決定されるものの、その後ふらつくことも多い。そして仮に変更された場合、現地まで行くための往復便も取り直さないといけなくなるし、宿泊だって変更する必要が出てくる。日本のエアラインの場合だって東京へ行くための新幹線と宿泊を変更する必要があるが、予約のしやすさや値段が違う。つまり外資系エアラインの初便に乗るのと、日本のエアラインの初便に乗るのとでは断然フットワークが違ってくるのである。何せカタールまで行くとなると往復で最低でも3日の休みが必要となるだろう。僕らは休みの日をコロコロずらせるほどヒマじゃない。

初便の話をしてしまったが、ここで今回の旅行に話を戻そう。今回のベトナム航空のA350は初便ではないが、初便ではないがゆえの難しさがあった。むしろ初便の方が簡単だと思ったくらいだ。初便は日程が近づけば何が何でもその日に飛ばそうとするし、機材変更などあり得ないからである。しかも初便はそれに乗る目的で来ている人ばかりなので、仮にキャンセルになった場合も処理が早いはずである。しかし、今回は何でもない通常の便。機材変更をする理由は自然に成り立つし、係員の対応も「なんでA350に乗らないといけないの?」的なものとなる。僕がこの旅行で苦労したのはまさにそこだった。

しかも今回はまだA350がベトナム航空に1機しかデリバリーされていない時期だったのが災いした。1機ダウンするともう乗る機材がないのである。そんなことすら知らず、もう2~3機入っているんだろうと勝手に信じ込んでいた僕はどう考えても無鉄砲だった。正直言ってこんな状態で弾丸旅行を組むのは無謀としか言いようがない。


A350Larg.jpg
(ベトナム航空HPより)
そもそもベトナム航空のHPに掲載されている画像は未だにCGだ。

787も導入当初は欠航が相次いだ。新機材の不具合は日常茶飯事。機材変更なんて当たり前の世界である。今でこそ普通に飛んでいる787も、導入当初は「乗りたくて乗りに行ったのに乗れなくて涙を飲んだ人」もきっといることだろう。新機材の導入当初というのはそれが普通なのである。

僕の場合も結果的に乗れたから良かったものの、あわや逃していたという可能性も捨てきれない。行く前にFlight Radar24やFlight Awareで飛行状況を調べてから行くべきだった。毎日ちゃんと飛んでいるかということは必ず調べておく必要がある。僕はそれすらせず、何機のA350がいるかも知らず、レジ(機体番号)すら知らなかった。直前に計画したというのもあるが、せめてそれくらいのことは調べてから行くべきだった。そしたら欠航や機材変更になったときの対応も早かっただろう。

今回得た教訓は、海外エアラインの新機材に乗る場合、

少なくとも数機が入った時点で、

トラブルが少ないことを事前に確認の上、

日程に余裕をもって行くべきである。

僕が1泊3日という旅程でA350に乗れたのはむしろ運が良かったとも言える。僕が行った日の直前の運航状況を見ると欠航したりディレイしたりしていた日がちらほらあった。運航される確率は五分五分と言ったところだ。本来は非常にリスキーな旅行であったことを忘れないでおきたい。

約2か月に渡りお送りしたベトナム航空搭記はこれにて終了したい。長い間同じネタで引っ張ってきたらページビューはガタ落ち、ポチの数も日に日に減ってきている。なるべくたくさんの記事を届けようと思い、見たことや感じたことを100%書いてきたつもりだが、読者のニーズとマッチしておらず独りよがりの自己満足な記事になってしまっていたことは否めない。ここへ来て改めてブログ運営の難しさを感じているところである。


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